2009-07-09

特典

となりの短大の授業に行ってきた。週に1回ペース。


私はここの講師になりたいと思って転勤希望を10年ほど出していた。

しかし、その甲斐むなしく、実現しなかった。


だから、今のセクションに来て、農大の授業が持てると聞いた時は小躍りするほどうれしかった。


今日も楽しく好きなことをしゃべくり、生徒と話した。



一時限と二時限ぶち抜き。

楽しい午前中。


同じ県の機関だから、報酬とかそういうものはない。


歩いていけるから旅費も要らない。


好き出来ているのだからそういうものはハナから期待していない。



期待していないのだが、ここで午前中授業をした外部講師には特典がひとつついてくる。



昼ご飯。



昔は評判の悪かったここの学食。今では農大生が栽培した野菜をふんだんに使ったメニューで、すこぶる美味い。



「昼ご飯食べていってください」



おお!かたじけない。今日はそのつもりで弁当を持ってきていない。







この量と品数の多いこと。







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ビュッフェ方式なのでお変わり自由である。


この農大、全寮制である。寮費さえ払えば基本、学費は無料である(資材費や教材費は必要)。寮費もそれほど大した額ではないが、この調子で3食出てくるらしい。


育ち盛りの学生達にも十分なボリュームだろう。


十分だろ?と学生に聞くと


「多いっす!ここきて太りました」


だそうだ。


旬の野菜が多いメニュー。これは幸せな毎日だな。



あるものはありがたくいただくのが私のモットーだが、さすがに全品を平らげるのにはちょっと汗をかいた。



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完食。



ごちそうさま。


次の授業が楽しみだ。
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2009-05-24

伏兵

仕事を終え、いつものコースを走った。

約9キロ。タイムは52分37秒だった。

先週の金曜日も56分ちょい。

4月にハーフを走ったあたりでは46分とか47分のあたりでゴールしていた。


疲れているわけではない。


練習を怠り、体力が落ちているわけでもない。



夕方走るコースは、山の中腹にある私の職場から少し遠回りな坂道を降り、平地に広がる水田のなかを真っ直ぐに伸びた農道を走る。特別支援学校の手前で引き返す。


最初に坂を下ったのだから、最後には坂を登らなければならない。


いつものように上り坂が一旦なだらかになるあたりで奴等が私を待っていた。


鋭いトゲと深紅の表情で私をじっと待ちかまえていた。



走りながらも山側の草むらに何やら違和感を覚えた。


あら。



まぁ!





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野いちご。



子供の頃から私はこれが大好きだ。



仕事だろうとジョグだろうと、見つければ食う。



一つ口に入れると、想像以上の甘さが口に広がる。


それからあのイチゴ特有のプチプチとした種の食感が次を誘う。


手でつみ取り、口に運び、味わう。


あ。


おいちい。


ああ。


おいちい。



きりがない。


本当にきりがないのである。



食べながら、「あと10こ食べたらやめる」とか、「良い感じのおっきいヤツを見つけたらやめる」とか、自分でエンドを見つけなければ、ひたすらにその作業は続く。


ついつい、食ってしまった。



美味しいのよ、ほんと。


しばらくの間、ジョグのタイムは好んで停滞する。

2009-02-16

仲人の役得

朝から町民駅伝大会のサポート。


毎年寒い中行われる大会なのだが、今日は小春日和でむしろ暑さ対策すら頭をよぎるほどだ。



中継地点でランナーをチェックしていると携帯が鳴った。


「しましまさん、今日犀川に用があるのでそちらに例の物をお届けしようと思います」


小倉からお客さん。


着くのは2時ぐらいになるとのこと。


先方が指定した待ち合わせ場所は「De:愛」。川崎町の農産物直売所である。

「であい」という三叉路にあるからこの名前になったそうだ。



ちょっと奥まったところにあるので小倉から見える方との待ち合わせ場所としてはちょっと難があるが、我が町の直売所に起こし頂けるのだから文句はない。


多分、直売所なんだから地元の野菜なんかも見てみよう、そういう思いなんだろうと従った。



De:愛に着くと彼女は既に到着して大きな包みを下げて店舗の方に歩いていた。


店舗に入る前に声をかけた。



リーガロイヤルホテル小倉。


北九州でも有名どころのホテルである。



彼女はそのホテルの総支配人室でホテルの企画立案に従事している。


これまでに2度、農協の直売所とのコラボレーションでイベントを行った際、私も手伝ったのがきっかけで知り合えた。



半年ほど前、嘉麻市の白木牧場というジャージー牛を飼っている酪農家の話を彼女にした。


「うちで丑年に因んで牛の企画をやりたいんですよ」


ならば是非、ここの牛乳を使ってほしい。まずは牧場に来てほしい。


少し前に、ホテルの総料理長と彼女は牧場へ足を運び、直ぐに私に電話をくれた。


この牧場の牛乳の何たるかを十分に感じてくれたようだった。


飼う牛の頭数は、自分のところで出来る牧草の量で決めている。だから牧場が広がらない限りは牛の数は増えない。


牛には自分で作った牧草しか与えない。


ジャージー牛の牛乳は乳脂率が4%と高い。


普通はホモジナイズといってまぜまぜして牛乳に脂肪分を溶かせ込むが、ここの牛乳はそれをやらない。


殺菌も低温で行い、出来るだけ絞りたての風味を損なわないようにしている。


搾乳から瓶詰めの工程を自前でやるので雑菌の量が極めて少なく、全国でも片手ほどしかない「特別牛乳」の指定を受けている。


これだけの優れものが世に出ないのはおかしい。



ぐっと想いのこもった牛乳。しかし、そうであるが故に品質が一定しない。


置いておくと脂肪分が生クリームとして上の方に分離してしまう。


それをすくうと自然のローファット牛乳になる。


だから、同じ瓶の牛乳でも時間が経つにつれ、味が変わる。


以前も知り合いのレストランに紹介したが使ってもらえなかった。


作った人の想いから牛乳そのものまでを知って頂いたうえでなければ、この味は理解されないのである。




牧場を訪れた後私に電話をくれた彼女に言った。



この牛乳を、この牛乳に込められた想いを表現できるのは、そちらのホテル、総料理長率いるプロ軍団しかいません。白木牧場をお願いします。





出来上がったのがこれ。



モーモーロール。

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「しましまさんのお陰様で出来ました。ありがとうございました」


いや、俺は牛を育てたわけでもケーキを焼いたわけでもないから。



でもケーキいただき!




ジャージー牛は赤毛の牛でブチはないが、そういうひねたことは言わない。


白黒のブチを見れば誰でも牛を連想する。



さっそく切ってみた。


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あら!かわいい!



食べてみると、白木牧場の濃厚な牛乳の味わいがぶわーっと口に広がる。


甘さは抑え気味でしつこくない。


おいしい!


家族そろって頂いた。



既にテレビ等で流れた為、ホテルや牧場に問い合わせが殺到しているらしい。


http://www.rihga-kokura.co.jp/restaurant/melissa/momoroll/index.html



これを足がかりに次の展開につながったらいいな。


仲人は新たな縁組みに思いを巡らすのである。

2009-02-05

荒療治

火曜日あたりから背筋がちょっとぞくぞくする。


あれ、風邪かな?

昨日になって鼻が詰まり、頭がずーんと重くなってきたので用心して走らずにまっすぐ家に帰った。

これは悪くすると翌朝発熱のパターン。



以前、数人の医師から風邪を引いたら何も食わない方がいい、という話を聞いたことがある。


食わないで飢餓状態にあると人間の体は免疫力を高めるのだそうだ。風邪にかかったとき、何も食わないでおとなしくしていると、免疫力が高まり治りが早くなる。食うと消化にエネルギーを浪費するために治りを遅らせてしまう、というメカニズムなのだそうだ。



今まで、風邪をひけばやたらめったらあるものを手当たり次第に食い。ひたすらに栄養ドリンクやら風邪薬やらを乱用していた。

最近、走ったり泳いだりする効果でそれほど風邪をひかなくなってはきたが、たまに風邪をひくとやはり喉は痛いし、咳は出るし、鼻は詰まるしで鬱陶しいことには変わりない。


早くなおしたい。



やってみるか。断食。

本当に治りが早くなるのかどうかは知らない。


知らないけど、やってみればわかるのである。


水曜日は家に帰ってすぐに寝間着に着替えて寝る体制。

食わない。

テーブルを見るとやたら美味そうなのが並んでいた。


むむむ。食わない。


「あら。今日は暖まるように”風邪に負けない体が温まる”メニューなのに・・」


いや。食わない。


娘がエンゼルパイをくれた。


「お父さん風邪ひいたと?これ食べたら天使がひらひら~っと飛んできて良くなるかもよ」


食わない。


相手は娘。食わないとかわいそうだしな。


でも、断食だから食わない。


いやいや、やっぱりこれはちょっとだけ食う。


ありがと。


半分食って、すぐに布団に入った。起きているとまた何か誘惑があるからだ。

7時から朝の7時まで寝ていた。


おわ~!おはよう。


よく寝た。


風邪はというと、完全には完治していない。

鼻が少し詰まっているが、あとは何ともない。


おおお!

効果あるじゃないか。


今日は木曜日。モチランの日。今日は走れる気がするー。

2009-01-14

書き初め

朝飯食っていません。

毎朝、にんじんジュース。それだけ。


でもこれ、にんじん毎日2本要るので結構金額かさむ。


一日2本で月60本。年間720本。


・・・・。


作るか。




昨日、近所の保育園に吉田俊道さんが講演に来ていたので遊びに行った。


近くだからお邪魔しますよ。


「それじゃ、ぼかしの作り方実演しましょうか。しましまさん米ぬか持って来られますか?」


米ぬかを肥料袋2袋に入れて保育園へ。


吉田さんの講演が終わって、


「今日は友人で農業改良普及員のしましまさんが来ていますので、今から手伝ってもらって元気野菜に必要なぼかしの作り方を実演したいと思います。」


唐突に実演会スタート。

シートの上に米ぬかを広げて、菌類と糖蜜を溶かした液をジョロでかけ、講演を聴きに来たみんなでもみほぐす。


はい、これでできあがり。今は寒いので家の中でコタツや布団のなかで温めて菌の増殖を促します。


これを生ゴミや土に混ぜ、元気な土を作る。


元気な土に出来た野菜は元気な野菜になる。


持ち帰りように私が持ってきたビニール袋に詰めて持ち帰った。


ただでは申し訳ないからと、みんな私に100円ずつくれた。


私の手元には100円玉が10枚。


あら儲かった。



ショバ代として私の本を1冊保育園に進呈した。



ぼかしも出来た。


今日からにんじん作りを始めよう。



何も植えていない畑が一枚。ここにするか。



まずは荒れ地の開墾。


今日は草刈り。


1人では寂しいので、娘を口説いて連れて行った。

セイタカアワダチソウや葛のツルが絡まって困難をきわめたが、やってりゃ終わる。

雨が降りそうだったが、作業中なんとかもってくれた。


2時間で終わった。


来週はトラクターで鋤こう。


少しずつ、やっていこう。


また楽しみが増えた。



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しま・しま

Author:しま・しま
土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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