2007-04-25

絶筆宣言

今、筑紫野市の新しい職場に着任しました。

辞令をいただいて普通一週間以内に着任するんですけど、こちらにきてもまだ前任の人、ちゃんと片づいていないみたいで・・・。

まだ席に座らせてもらえません。


異動の内示があってから存分に送別会をして頂いた。


ほぼ毎日。さすがにベルトきつい。


昨日は最後の送別会。


私と特に仲良くして頂いた農家とか農協とか関係者のみなさん達。20人くらい。


この人達は仕事上のつきあいではない。


職場が変わっても別にこれまでとかわりはない。


かしこまって一言挨拶をしたが、さようならとは言わなかった。

少しこみ上げてきたが、私は泣かない。


これからもよろしくね。




午前様でふか爺の家について、ひとしきり話をしてから寝た。



この家にもいっつも泊めてもらったな~。


またくるよ。



とりあえず前の職場に行って送り出しをしてもらってから、近くの産婦人科医院へ。


助産師のみっちょんと打ち合わせ&異動のご挨拶。



この話はまた今度。




異動するにあたりいろんな人に言われた。



「みやこ魂どうするん?」


「みやこ魂」は私の事務所のオフィシャルサイト内にある私の日記である。


農業に関わることもあれば全然関係ないネタもあった。



これを書いていることでうちのホームページは業界日本一になれたし、いろんな人から声をかけて頂いた。



みやこ魂を書きながら、自分自身みやこ魂であれ、と拳を握ってきた。


私が異動するのだから、このサイトは誰にも引き継がず、一端絶筆というのもありだろう。


あれを引き継がされたら誰でも困ってしまう。



今まで継続してきたものだから、それを続けようとするのならば、協力は惜しまないが、「続けてほしい」とか誰かに「引き継いでほしい」とは言わない。


私は振り向かない。


京都普及センターが考えればいいこと。



後のことはほとんど何も決めずに出てきた。




「ぼくがやります。」


一人、声を出した。



お前がやるか。


がんばれ!いろんなつまらんことを言われることもあるだろう。


がんばれ!



みやこ魂の火は消えず。


消えるもんか!みやこ魂がんばれ!

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2007-04-16

うかれてます

何かね。

異動って端で見てると人間模様があったりして楽しいんだけど、当事者になるとあんまおもろくないな~と。


最初は思ってたんですが、今日あたりからなんか楽しい。


変化っていいです。


今度転勤する先の前任者から電話があった。



引き継ぎの日程を決めたいとのこと。


声が疲弊しておりました。


聞いてみた。


「どんなことしてたの?」


「イチゴの雇用型の大規模経営のモデル策定とかです。」




・・・・。



(-_-)おもろなさそう。



いいのいいの。そんなの端に寄せて好きなことやるから。





2年ほど前に辞職を考えたことがある。



決心した日からだいたい今年の3月を目途に退職の準備を進めてきた。


住宅ローン等の借金を全て返済し、仕事を辞めてもある程度収入が見込めるようになった。



あとは、退職願出すだけなの~(^o^)




でも出さない。


この状況で仕事してるとやたらと楽しいことが判明!


コワイものないんですもの。。。


転勤先で何やるかよく分かってないけど、いいのいいの。



なんか楽しい。


こういう変化が楽しめなくなった時は下り坂なんだな、きっと。





2007-04-16

ヒント



少し前から豆乳の加工品開発に携わっている。

豆乳にイチジクを添加して、ある処理をするとGABAの含有が上がるという技術をウチの試験場が開発し特許を出願している。

この技術を使った加工品の開発をやって欲しいと試験場から依頼を受け、農協や食品会社と連携してやっている。

実用レベルまで残っている商品候補にスープがある。

ポタージュスープに使う牛乳をこの豆乳に置き換えて、最終的に味を整える。

プロが作るだけあって味はなかなかのもの。
温めてもそのままでも美味い。

朝飯を抜きがちな若者に簡単な朝食として、GABA入りでストレスに負けるな!ってコンセプト。

売り方をちゃんとやれば悪い商品ではない。



昨日、ある料理研究家の方に会いに行った。
この方に料理研究家という肩書きが適当かどうかは甚だ疑問である。

地元の農産物を使った加工品の製造販売をしながら、地域食の伝道師として様々な分野で活躍しておられる。

会うたんびに色んな話を聞かせてもらう。

その奥深さたるや、料理研究家などといった肩書きではとても表現できない。

とてもとても。

その先生の工房にお邪魔した。

「夜来るんだったら晩飯は食べないで来るように。」

そういわれて、YES!
甘える事にした。




つうか、最初から甘えるツモリ~(^0_0^)

出てきたご馳走は春の旬、タケノコとフキ!
写真見て見て!

旨いの!

タケノコは朝に掘ってすぐにゆがいたのだし、ワラビは中国産やなくってちゃ~んと地元の山でとったの。それに地元の野菜も入れて山菜炊き込みご飯。

それからサバの煮たのと、フキの味噌あえ!

このフキの味噌あえに感動した。


さっと茹でてみそあえにしてあるのだそうだ。

農家はあるものでさっと旨いもんをつくる魔法使い。

家になんもなければ、野の草木から。



お話のなかで、国の食育方針の話が出た。


あるシンポジウムに行ったそうだ。


そこである大手パン製造会社の方が講演をしていたそうだ。


内容は、これまでその会社がいかに業績を上げてきたか、という話。


これが食育と同関係があるのだろうと聞いていると、


野菜等をバランスよく食べられるように調理パンの開発をやっていて、それを食べればちゃ~んと栄養バランスが整うというパンを開発して売っているというオチだったそうだ。


私なら、「あ、それいいたかったのね」と失笑で終わるところなのだが、その方、そこでたまらず意見を述べた。


「私はパン会社の業績の話を聞きたくてここに来たのではない。食育を真剣に考えておられるならば、栄養バランスの足りないものを作り、このパンと野菜のおひたしで栄養バランスが整います、というパンを作り、野菜を調理して食べることをパンによって促すくらいのことができたのではないでしょうか?」

ほー!


な~るほどね!やっぱりこのおばちゃんただ者ではない。


まてよ。

俺がやってるスープも調理パンと似たようなとこ狙ってね~か?

私も危うくパン屋が陥っていた罠にはまりかけていた。

ありがとう路代さん!



これはコンセプトとして使える!

スープ作ろう!


「このスープに旬の野菜を入れるだけで栄養バランスの整います、生きる力がみなぎります!」系のやつ。


そこを入り口に調理を促せば地元野菜と販促も組める。



そうかそうか。本懐を忘れておったわい。



先生のヒント、確かに受け取りました。ありがとう。

2007-04-15

博多湾一周遠泳

博多湾を一周するとだいたい35キロある。





博多埠頭を出発して香椎宮前までが7キロ、そこから海の中道までが10キロ。

西戸崎をとおって志賀島までが20.7キロで、能古の島に渡って26キロ。


百道から博多埠頭で34.8キロ。


これを泳ぎ切る決心をした。





今日、子供達を連れてプールに行った。


泳いでから走って帰るつもりだったから、嫌がる妻を昼食の後かたづけで買収し、家族4人で水泳アフタヌーン。


行きに私が運転した車を妻が運転して子供達と帰る。


プールの受付に着くと水泳の先生が座っていた。



この方に以前、水泳教室に誘って頂いたことがある。




一度、体験で教室に入ってから入会を考えたらいいのだという。


仕事が行橋だし、19時までにここまで来るのはちょっとムリだな~と諦めていた。





しか~し!




わたくし転勤しますの。


筑紫野市へ。



筑紫野市は近くないよ。



でもね。



プールは転勤先からウチへの帰り道にある。




おおお!いけるじゃん!




先生に

「私、転勤することになったんで通えそうです。転勤したら入会するかも知れませんからその時はヨロシクお願いします。」


というと、


「転勤?しましまさん学校の先生ですか?」



おれ、教師に見えるのか?まあそれはいい。今は黙っておいてそのうち、またネタにしよう。


「ちゃいます。」



「そうですか、まだ体験教室見えたことなかったですよね。こんど是非いらして下さいね!」



は~い、と答えて視線を下に落とすとチラシが。



毎日遊泳の皆様
博多湾一週遠泳(全長34.8km)
毎日プールの遊泳ご苦労様です。肥満防止、体調維持には水泳が最適と思いますが、その日々の遊泳の距離を記録してはいかがかと思い、博多湾一週のコースを設定致しました。
○記録用紙はプール事務所に保管。各自プール終了後、日々の遊泳距離・累計を記入する。
○完泳した人に、7日分のプール入場券をお渡しします。




(>_<)



やる!



ぜったいやる!



その場で申し込んだ。



そういう戦略的なコンセプトが面白い!




こういうバカらしいこと大好き(*^_^*)



チョットしんどいな~って日に行くか行かないかって時にこういうのがポンと背を押すのよ。



早速2キロ。



あと32.8キロ。



他に水中歩行の皆様へって44.5キロの川下りバージョンもあったよ。






2007-04-12

海にかかった電話




昨日から愛媛に来ている。

仕事である。

ウチの周りにある10このJAで構成する連絡協議会の視察調査でフレッシュパークからりという直売所にお邪魔した。

内子町にあり、町の3セクで設立された直売所、パン工房、レストラン等からなる複合施設。

16億のを投じたモダンな施設は、食の安心安全と「やすらぎ」をコンセプトに持つ。

最初に施設内をぐるっと見てまわった。

裏手には川が流れていて、向こう岸に渡れるつり橋が架けられいる。

四国の川といえば、四万十川の美しさが有名であるが、こちらもかなりの清らかさである。

橋のうえからニジマスを見つけた。

川そのものの美しさもさることながら、ゴミひとつ目につかないのに驚いた。

お世辞ぬきに「やすらぎ」を感じる空間である。

これだけ人の出入りがある施設である。

空き缶の一つや二つ、川底にあってもおかしくはない。

あとで聞いたのだが、場外清掃は年に2回。
日々従業員一人一人の心がけなのだろう。

施設全体にコンセプトが染み渡っている証拠である。

昼どきになったので、レストランで昼食。

ハンバーグランチ1000円。


高くね?

運ばれてきたトレイを見て思ったが、食べてみてハンバーグのあっさり味や付けだしの野菜にプロの仕事は感じた。

でも割高感はぬぐえなかった。

この日、関係者に施設の概要を説明してもらうことになっていたが、国の会計検査対応で急遽翌日に繰延された。

パン工房やアイスクリーム加工所に行って話を聞いた。

ホテルは道後温泉。

5時に着いて、宴会まで時間があったのでちょっと走ることにした。

道後温泉から愛媛県庁まで電鉄に沿って走り松山城をかすめて道後温泉に戻る。

推定6キロ。気持ちよく走った。

宴会は3次会までホテルの中。

4次会は外の居酒屋。
ここの女将が私の担当地域出身。

以前、農協課長が偶然知り合った。

今回も会いに行ったのだが思いっきり盛り上がり、ホテルに着いたのは3時。

とぼけすぎた(o_ _)o
朝飯を食って、再びからりに行ってお話を聞いた。

コンセプトがしっかりしてるしトップの姿勢が違う。

年間売り上げ6億円。

ここは更に伸びるだろう。

売られていたケチャップを買って帰った。

これはウチの管内の取り組みの種。

フェリーに乗ってデッキで海を眺めていると電話がなった。

ディスプレイを見ると所長から。

「あなたに異動の内示が出てます。」

私も今の赴任地で5年が経ってしまった。

異動があっても不思議はない。

どこなんだ!


心の中でドラムロール!

発表します!しましまの異動内示は!

「農業総合試験場です。」






しけんじょう?

車の免許証をとるところではない。

農業の新しい技術開発や普及のための試験研究を行うセクションである。


で、技術のないアタシに何をしろと?

一通り考えられるルートで情報をとってみた。

いけるポジションとしてはマーケティングか知的所有権の管理。

他の異動状況から推測するに、マーケティングチームの可能性が高い。


あそこ、名前はかっちょいいけどやってることあんまオモロなさそうやもんな~( ̄ω ̄)
ま、楽しくなるようにしましまナイズすりゃいいか(^◇^)

私の後任は大変だろうな~。


おっと俺としたことが!

後ろは振り向かない主義。

2007-04-11

主義その2


おれ、後ろ振り向かない主義。

なんですよ。

なんだけど、受検中全く知らんぷりしていたわけではない。




検査官は女性。












まぁ(*´∇`*)



…綺麗な方。




農協の課長と私。

二人して一日知らぬのカンベイきめこんで居眠りモード。

が、検査官様の登場で一変(●д●)



はい、おめめぱっちり(◎o◎)


シッカリと見つめております。




基本的には我々二人に出番はない。

前線が玉砕しそうになった時のみのオタスケマンである。

この日、出撃命令は3回。



一回目、研修生の年間実習時間の算定根拠。
後ろで聞いていて、これはちょっと難しいだろうな、というあたり。

「普及センターの方おられますか?」


へいへいそれならアッシでごぜーます!


「えっと、それは一週間の実習時間がカリキュラム上、43時間で一年間で48週研修を実施しますのでぇ…」

そつなく答えた。

うぷぷ(*^o^*)


おしゃべりしちゃったもんね~(^・^)♪



二回目、大豆の作付と出荷の実績が確認できる原簿を見せてください。だって。

ぼくちゃん出番かにゃ~(^o^)







あ、それは農協さんに。








( ̄□ ̄;)!!


くそう!



説明のあと、席に戻った農協の課長。こしょこしょ声で耳打ち。


「ぉれも話しちゃったもんね~(*^o^*)」


くぅ、くそぅー!


ハイバル…




火花を散らしていると、

「イチゴの高設栽培についてどなたか説明していただけませんか?」


会場沈黙。


この説明は私でも農協課長でもアリである。

私が立ち上がった。



高設栽培とは、大地に苗を植え込んでイチゴを育てる土耕と異なり、架設に土の入ったプランターを据え付け、イチゴを立ったたまで収穫できるシステムで、メリットは労力の軽減、デメリットは収穫量が土耕に比べて低いことデス!



席に戻ってから、


小声で「俺、2回しゃべったもんね~!」



オレのかち~!


俺、後ろ振り向かなくてぇ、勝負にもこだわる主義。 ※写真は瀬戸内海船上から見た愛媛対岸

2007-04-11

主義

今日は1日会計検査の立会。


周りは流石にぴりぴりしています。


9時10分、会計検査官の方が会場に現れた。


女性の検査官。



いきなり核心をついてきます。



そうですそうですこの緊張感。


いいですね~。あたし好き。



私は後ろの方に座ってます。


役場の係長さんが説明をしています。


がんばれ!


午前中は国庫事業で導入した機械と建屋。


事業の目的とか機械の規模の決めた経緯とかを聞かれているようだ。


「これとこれと・・・・これについて説明して下さい。午後は1時から再開しますが、土木工事の方をみせて頂いてその後、お願いします。午後はビニールハウスについて同じ要領で説明して頂きますのでよろしくお願いします。」

午前中の検査で3つ,4つ宿題が出たようだ。



はい!がんばってくださ~い!

直接していた係長さん


「しましまさん、この辺の説明をもう少し短くしてまとめられませんかね。」


「それはご自分でやってください。」



その課の課長さん


「午後に説明する分はちゃんと整理できたかね?」


俺に聞くな。



「課長部下のみなさんに一通りチェックしといた方がいいんじゃないんですか?」



はい。


わたくし、今回は「そのうちいなくなる普及指導員」なんだも~ん!


消えるから後のことはしったこっちゃないって意味じゃないよ。



私が消えても町の人達が「生きる力」を持ち続けられるように、です。



結果、大した指摘もなく、ほぼ完璧な状態で終了した。



よかったね!みんな(^o^)


やればできる!


ここで私が張り切って仕切ったり資料つくってやったりしたらこれからも

「私は最近かわってきたばっかりでなんにも分かりませんので」な状態から抜け出せなかったろう。

でももう違う。みんなデキルよ。



これでわたしはいつ消えてもいい。



つうことで水曜日から愛媛に出張行ってきマ~ス(@_@)


お前、仕事してんのかって?



おれ、後ろ振り向かない主義。

2007-04-09

会計検査

都道府県とか市町村とか農協とか、国の補助金を使って建物建てたりソフト事業やったりする。


国のお金を使うと否応なしに「会計検査」という検査対象になってしまう。

これちゃ~んと税金が適正に使われているかどうかを国の役人が検査に来るってあんまし面白くないイベント。

似たようなので行政監察というのもあるが、こちらはお金は余り見ずに制度とか手続きとかそういうのを見る。


会計検査は読んで時のごとくお金の動きからなんからを見る。


ちゃんと目的にあったお金の使い方をしていて、当初計画したとおりに実績あげて、これからの展望はこんな感じで~すって説明できれば何ら問題はない。


要は、ちゃんとやっててそれをちゃ~んと説明できればなんもない。



明日、私の担当の町に会計検査が入る。


会計検査はいきなりやってくるわけではなく、事前に対象市町村の発表があり、何を検査するのかが伝えられる。



平成12年度から平成15年度までやった事業がある。


その町の農業振興上、ある意味最後の仕上げ的な事業である。


その当時私はその事業の計画を審査して国に繋げるポジションにいた。


審査する側とはいうものの、私も嫌いじゃないのでかなり深いところまで参画した。


今、その事業計画をめくってみると、あら、このへん俺が作ったな、あららこっちもだ、という具合である。


それから今の事務所に来て、今度はその事業計画を実施に移す立場となった。


だから今回検査される事業のことは全て知っている。


私が検査を受けてもいい。恐らくそれが一番スムーズに行く。


しかしそれは出来ない。会計検査を受けることができるのは事業主体である町の職員のみで私は立会が許されるのみである。


事業自体、多少計画を下回る数字があるものの、大筋しっかりやっているし、特にカネの動きにおかしな所はない。


問題はそのことが説明できるかどうかである。



この会計検査は2度目。


最初の検査では、町の係長が「私にはよく分かりません」で通してしまったため、私と農協の課長で殆どを答えた。


その時は検査員の方から「誰でもいいから分かる人が説明して欲しい」と言われた。



検査準備や対応の仕方を一から十まで事細かに手伝ってやった。


その結果が「私にはよく分かりません」だった。



いつもいつもそういうわけにはいかない。



私とていつ転勤するか分からないし、そもそも事業主体の町がやった事業について説明できないということ自体、おかしな話なのである。


というわけで、今回は言われたことしかやりません。


頼まれても、私しかできないようなものでなければあえてやらない。


農協ともこの申し合わせをしておいた。



昨日、日曜日なのにみんな準備しているって言うからちょっと応援に行ったんだけど・・・。



あんたら危機感無いな~(-_-;)



間に合う?


って具合だった。かわいそうだったから少し指示してあげていると、


「しましまさん、町の職員になりすまして受けてくれませんか?」


簡単なことである。


でもね。あんたらを楽させるために私は仕事してるんじゃないの。


みんな、必死で血を流しながらやってるんだったら、それでもどうにもならないんだったら私はやりますよ。


ま~だ、そういう気持ちにはならないね。あたしは。



前回は私や農協が一生懸命やった。


その結果が今である。



だめだめ。


手は貸しません。さようなら。



今日も顔は出したがちょこっと手伝って帰ってきた。



やっぱりね、「死にゆく大人として、子供に何をしてやれるか」と同じ理屈ですよ。


「そのうち居なくなってしまう普及指導員として、町になにをしてやれるか」である。



今回は「何も手を貸さない」をしてやる。


町の明日のために。

2007-04-07

おいちい

朝、8時に待ち合わせ。

目が覚めたら7時50分(●д●)

慌てた慌てた。

準備をしていると携帯が…

はいはいわかっております!直ちにまいりますぅ!

私が泊まっているホテルのロビーで記者さんと待ち合わせをしていたのだ。

なんとか体裁を整えてロビーに降りていきとりあえずすんまっせんと頭を下げた。

二人とも昨日遅くまで飲んでたもんだから、2割ほどパワーダウンの状況。

駅へと急いだ。

今回の上京は別に仕事ではない。

勝手に上京して勝手に記者さんに同行しているだけのこと。

ただでさえ東京来ていろんな人に会うのが好きなのに持ってきて今回の話。

私が聞いてヨダレを垂らさない訳がない。

無理矢理押し掛けて同行する。

今回もいろ~んな人に会う。

ほんとヨダレでる。


今日は築地に行き、練馬で料理店をやっている大将に市場のなかを案内してもらう。

築地の市場は内と外にわかれていて、内が公設で外が私設。

市場入口で9時に待ち合わせ。

既に競りは終わっているが、小口の買い物だと比較的場内がのんびりしているこの時間帯がいいのだという。

中卸を周り、魚の仕入れについて行って魚の話を聞かせてもらった。

九州からも色んな魚が来ていて、店頭に並んでいた。

900の中卸が東京ドームの6倍の敷地にひしめきあい一万人以上の人達が働いている。

個々の中卸にはそれぞれに特徴や強みがあり世界最大の魚市場を形成している。

干物が専門のお店で話を聞いた。

商品を見ているとシシャモがあった。

シシャモは古くから日本で食べられている魚であるが、近年漁獲が減り、一般に出回っているのは代替の何とかいう別の魚である。

「あ、本物のシシャモ!」

興味を持っていると

「食ってみな。」

試食をくれた。

なんとも濃厚なねっとりとした味が口のなかに広がった。

おいちい!

九州から話を聞きに来たと言うと皆さん色んな話をしてくれた。

さらに常連さんの大将と一緒だからいろんな話が聞けた。

2時間ほど見学して、大将と別れた。

今夜は大将の店でこれまた楽しい席が用意されている。

今仕入れた魚達が夜の飲み会で出されるという寸法。



お次は中卸で働いている方に会い、お昼をご一緒する。

お店に行くと、既に店終いの様相。

名刺を差し上げ、簡単に挨拶をさせてもらった。

「いきましょうか。」
この女性、もともとはライターである。

魚のチラシづくりに関わったのがキッカケで魚河岸に見せられ、今は中卸店で働いている。

すげー。

そういう人大好き(^◇^)

おすすめの寿司屋に入った。

お話をしながら出てくる寿司をつまんだ。

せっかく築地で食べるのだからと、二人して朝飯を抜き万全で望んだ昼飯。

おいちい!

話も寿司以上に面白かった。

農業も漁業も横たわる問題の構造は同じである。

話していてそのことに繋がっていくのでかなり盛り上がった。

シラスの話。

食卓にのぼるシラスには水あげしたものを一旦漂白し、さらにシラスらしい色を添加して売られるものがある。
う~ん!どっかで聞いたような話だ。

よく売られているワラビやヤマクラゲの加工品も似たような処理が施される。

加工品の原料は形さえあればあとは添加物でどうにでもなる。

港に1、2年露天で野積みしたようなのでもへっちゃらへっちゃら。

シラスにまで白い粉の脅威が…


以前、記者さんが魚河岸にある本屋で使えそうな本を探してる時に「なにかお探しですか?」と声をかけられたのがキッカケで知り合ったのだという。

人間どこに縁があるかわかりません。


思いがけずご馳走になってしまった。

ご馳走さまでした。

この方は友達にしたいな、と思える人だった。

夏に葡萄を贈ろう(^-^)


午後からはフジテレビで番組収録。


勿論私は出演しない。
実はこれが今回のメイン。

西日本新聞社の「食卓の向こう側」の取り組みで中心となっている佐藤弘さんがフジテレビの「週刊フジテレビ批評」という自社番組に出演する。

ゆりかもめ線は割高なので乗らない方がいいと大将に言われていたが、中卸の方に「醜く寸断された東京湾を是非見て下さい。」と変な勧められ方にノリノリで乗車することにした。

お!フジテレビ!

お台場に着いた。

駅までプロデューサーさんが迎えにきてくれた。

スタジオに着くと私も関係者の人達に紹介された。

「どもども、佐藤のマネージャーでゴザイマス。」

「え!マネージャーさんいるんですか?」

「ははは。ウソデス。福岡県庁の職員です。」

打ち合わせからカメラテスト撮影と流れていったが、関わっている人の多いこと。

スタジオだけで12、3人いたし、ここ以外にもまだ色々おられる。

なにげに見ているテレビだが多くの人によって支えられてるんだな~と感心した。

アナウンサーは向坂アナと武田祐子アナ!

一緒に写真撮ってもらったもんね!

え?もち武田アナ!

収録は無事に終わった。

放映は5月5日朝5時30分。

2%くらいなんだそうだ。

ちょっと時間があったので多くの人達に聞いてもらいたい話なんだと力説した。

「ホンモノのマネージャーみたいですね」

( ̄□ ̄;)!!


ゆりかもめに乗って帰ろうと思ってたら、プロデューサーからハイヤーを使うように言われた。

ラッキー!

乗せてもらった。

「運転手さん、この車、芸能人とか女子アナとか乗るんですか?」

「はい、のりますよ」

(`▽´)

いろいろ聞いた。


ひひひ。


乗って良かったょ。



練馬にある午前中お世話になった大将の店に着いた。

今日の面子は超豪華!
ペ・ヨンジュンの出張料理人もしたことのある小暮さん、料理研究家さん、そしてビッグコミック「家裁の人」の漫画家魚戸おさむさん。

そして私達ひろしちゃん2人。

飲みながら、大将のつくる旨い料理をいただきながら話した。

嬉しかったのは魚戸さんが「みやこ魂」を読んでくれていたこと。
いよいよ展開が面白くなってまいりました。

わははは!

2007-04-06

新たな発想

今日は新橋でいつもお世話になってる農水省の元上司の方とその部下、こないだ寄稿した雑誌の編集部の人、これまたいつもいつもお世話になってる新聞社の編集委員さんという面子で飲みました。

結構、皆さん本音で話しまくったので思いっきり「贅沢」な時間となりました。

う~ん満足!

そのなかでのやり取り。

いま、学校現場では給食の残さが大きな問題になっている。

日本の伝統食である切り干し大根だったりすると、10缶中4缶が残さ、つまり残されて帰ってくるのだそうだ。

子供の人気メニュー、カレーやハンバーグだと殆ど完食なのだという。

この問題を給食室だけで解決しようとすると。


さて、アナタならどーする?

アナタが給食の栄養士や給食センターの職員だったらどーするだろう?


そういう問い。


農業の問題でも同じだが、農業を良くしょうとして農業の中だけで解決策を考えると、技術改善オンリーになってしまう。

しかし、本当に農業が日本に必要で、農業が生業(ナリワイ)として成り立たせようとすれば、技術改善だけでは限界がある。その分野で90のものを95にしたところで、状況はさほどかわらない。
社会のなかで農業が抱える問題を見つめ、真実を見極めれは、消費者を視野にいれた取り組みや環境の視点が必要になってくる。

給食の食べ残し問題をその分野だけで解決しようとすれば、給食を美味しくするしかない。

このへんの回答が帰ってくる。

今夜の回答は違った。
「カレーだったら残されないんだから、切り干し大根もカレーに入れる!」

( ̄□ ̄;)!!

毎日カレー!

カレーおでんにカレーおひたし。アジの開きカレーかけにカレー味噌汁。

残さゼロ~!


まぁ、始めての発想!
新しい提案だょ。



ってかさ。

みんな子供のうちからメタボリックまっしぐらょ(x_x;)


まぁ、味を良くするって回答の方向性ではあるんだけどね…


給食残さず食べさせようとすれば、午前中しっかりお腹を減らさせて給食に臨むとかどう?空腹は最高のスパイスよ。

それとか大根子供達に栽培させて、さらに切り干し大根にまで加工させれば、残すヤツはいないだろう。給食センターで一生懸命働いている人の背中を見せるのも良いだろう。

給食室だけじゃなくもっと広い視野で考えればこういうアイデァが出てくる。

十分な視野がとれないと、そのうち目的がなんだったのかも忘れてしまうのである。

2007-04-04

贈物授与

昨日宣言したとおり、新人を飲みに連れまわし、銭湯入って事務所に泊めてマス。

これほど濃い赴任初日を経験した新人は同期にいまい。

一生でただ一度の日なんだからね。

よかったよかった。




…自己満足?


いいのいいの!

自己満足だろうがなんだろうが今日から君はウチの仲間だ。

楽しくいこー!

おやすみ( ̄▽ ̄)

2007-04-01

親の特権


今日は天神のエルガーラで西日本新聞社食くらし班主催食卓の向こう側シンポジウム海と魚と私たち~世界情勢から台所まで~に出席してきた。

漁業も根底に横たわっている問題は農業のそれと同じなんだな~と痛烈に感じた。

漁業も生産現場、流通、販売、消費者と魚が流れていくうちにその情報が寸断されてしまい、消費者に伝えるべき情報が届いてない。

会場では漁師がでっかいブリをいろいろ説明しながら解体実演してくれた。

見てたら誰もが食いたくなるな、と思った。

生産の等身大の情報を消費者に伝えるだけで消費行動は変わってくる。

これも食育。


シンポジウムのあとは博多の鮨屋で懇親会。

かんけーないけどあたしが見逃す訳がない!
いろんな人たちと出会え、いろんな話が聞けた。

これが私の血となり肉となる。

最近これやりすぎて中性脂肪率あがっちゃったょおぃ(´・ω・`)

漁業においてもやはり食育なんですな。


食育といえば今朝こんなことがあった。

朝食に出た目玉焼きに下の子が箸をつけない。

なんでもかんでも止めるまで食い続ける上の子とは対象的に、昔から下の子は食が細い。

そのまま残しそうな雰囲気だったので、言ってやった。

「お前ね、その目玉焼きになった卵は目玉焼きにならなくてお母さん鶏にあっためられたらヒヨコになってニワトリになって暮らしてるぞ。その命を奪ったのに残していいんか?」

すると

「わかった。」

と納得して食べ始めた。

それを横で聞いていた上の子。

「でもね、その卵、無精卵やき温めてもヒヨコにはならんばい。」







……(-_-;)


やばい…。



「よ、余計なこと言うな!あほたれ!」


頭を平手ではたいてその場を収めた。

上の子11歳。最近、そういうことにヤタラと詳しくなった。

うかつなこというと突っ込まれてしまう。
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土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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