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2007-12-31

恩返し

12月31日。

大晦日といえば年越し蕎麦である。


6年前から大晦日は友人2人と蕎麦を打つ日になった。


私以外の2人は15年前からやっている。



といっても、蕎麦打ちがうまいというわけではない。


どこぞの蕎麦打ち道場に1回行ったとか行かなかったとかその程度。


それなりの道具でなんとなくこんな感じという具合である。


なんとなくやっていたのだが、やっているとそれなりになるものである。


蕎麦粉の善し悪しはかなり出来上がりに影響することがわかった。



良い蕎麦粉は良い蕎麦になる。



蕎麦粉:小麦粉は2:8



にはち蕎麦。




ただどうしても切り方がうまくいかない。



どうしても太くなってしまいうどん気味な蕎麦になってしまう。




「弁当の日」ではないが、家庭に持ち帰ると家族は



「太いけど美味しい」とか「切れるけど蕎麦の風味がいい」とか微妙なほめ方をしてくれる。


太い麺は、ボソボソとして食感的にはかなり難がある。



それでも私の一生懸命な部分は評価してくれるのである。



家族とはありがたく、そして暖かいものなのである。




今年の5月、ある産婦人科に泊めてもらったことがある。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=336685989&owner_id=5730850

そこの院長先生が

「いっぺんでいいから蕎麦を打ってみたい」


というので道具を持ち込んでこの3人で打ってあげたことがある。


どうせ道具は大晦日まで使わないので、家で練習してみたいという院長に置いていくことにした。



あれから半年余り。



院長もかなり練習したと聞いた。



何度か院長とお会いする機会があり、その時に蕎麦のことを話した。



院長は自分に蕎麦打ちをするキッカケを作ってくれたことで私達に大変感謝してくれた。



年末の蕎麦打ち大会のことを話すと是非手伝わせて欲しいと言ってくれた。



産婦人科医院。




24時間態勢の病院である。いつ何時、お母さんが産気づいて赤ちゃんが生まれるかわからない。


昼間の診察は勿論のこと、お産は未明のことが多いため、毎日慢性的な睡眠不足である。


いつ不測の事態が起こるかわからない医療現場で、外出もままならないため、趣味も限定されてしまう。


仕事とはいえ、大変な稼業なのである。


そこに蕎麦打ち。



これならチョットした時間に自宅でやることが出来る。



院長がこの半年あまりに打った蕎麦の数、120。



すげーね先生!



俺達は1年に1ぺんずつだから、オレが6回でそれ以外が15回。



かなり上達しているのだろう。



31日当日。



朝、電話してみた。



「お産が2つあるのでそれが終わって何もなければ行きます。是非お手伝いさせて下さい」



お、お産・・・・。




そんな無理しなくても。お産があるなら俺達3人で打つから。



「皆さんに教えていただいたおかげで蕎麦を打つ喜びにはまってしまいました。是非恩返しがしたいんですよ。」



そういうわけで今年は4人で打った。



先生。


写真




プロ。



本やネット、知人伝てで様々な技術や知識を吸収し、我がモノにしていた。


ほんとうに好きなんですね、蕎麦打ち。


教えてあげて良かったウインク



しかし。




俺達軽~く抜かれてます。



つうか、指導して頂いたりなんかして・・。




今までよくわからなかったのが切り方。



あ、そのおさえる板。


そうして使うと細くなるのねんあせあせ



とんとんとんとん。



まあハート達(複数ハート)



細~いぴかぴか(新しい)




できた蕎麦がこちら

写真


ほんまもんやろうがい。


持ち帰り家族で食べた。



文句なしに好評だった。



今年もあと少し。


来年も楽しいぞ~わーい(嬉しい顔)











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2007-12-31

暮れの1日

外は雪。

福岡は昨日から雪がちらつく空だった。


夜になって強く降ってきた。



友人の車で家まで送ってもらった。


家の階段を上がると、ふくらはぎが痛い。


あら?なんで?



あ。


そうそう。


さっき酔っぱらった時、私の数少ない取り柄、身体の柔らかいところを披露するために、開脚して地面に腹をつけて見せた。


あ~。あれ急にやったから足の筋肉がびっくりしたんだな。



ははは。


楽しい暮れの1日。





朝起きてシャワーを浴びようかな~と思っていたら、母から電話。



「今日、神社の掃除」




あ。


忘れてた。



行かないと罰金。



なんとも不条理を感じながらもガンゼキを持って神社に向かう。




朝、”8時から”なのだが、朝の早い人達が6時頃からやっているので8時に行った時点でほぼ終わっている。



これが納得いかない。



8時て決めたら8時だろ。



6時からやろうが5時からやろうがそれはその人の勝手である。



好きにすればいい。



ただ、私は決められた時間に行って掃除して帰るだけである。



15分ほど気になるところを掃いて帰ってきた。



朝食を食べてから、不可止爺の家に向かった。



今日は家族四人で。



トランクにはモロブタ2つ。




今日は不可止爺ん家の餅つきの日。




モロブタとは浅い長方形の入れ物。空のモロブタを持って行けば帰りはいっぱい餅が入る、という寸法。


オプショナルでアンコの団子を作っていけば、アンコ餅も出来る。




昔、モチ米ぐらい持って来ようかと言うと、家は百姓だから米の心配はするなと言われた。


甘えとこう。



それ以来、家族でお邪魔して餅つきを手伝う。



手伝ってお餅をもらって帰る。



これが毎年恒例行事になっている。



写真


写真


一昨年ほど前から私の役回りが固定された。



あいどり。




地方によって呼び名は異なるようだ。



餅を杵でついて、最後につき上げをする時に餅を”あやす”役。


つき手に一定のリズムで杵を振り下ろさせ、その合間に餅をまんべんなくつけるように水を回しながらまとめていく。


これは慣れていないと手を杵で叩かれてしまう。



ワケあってこのあいどりをここで修行させて貰った。



それからというもの私は妻のエプロンをつけ、あいどりをする。

写真


杵でついた餅を食べれば、売ってる餅は食えない。


うまいのである。


私のような餅寄生者が増えてきたので今日はかなり搗いた。



25~30臼。




8時から初めて終わったのは2時だった。



遅い昼ご飯は素餅やきな粉餅に漬物。今日は差し入れの刺身もあった。



うまいうまい!



ゆっくりしたかったのだが、腹ごしらえをして直ぐに帰宅した。



4時に友人が迎えに来る事になっていた。




今日は友達との忘年会。



これも恒例行事になってきた。



毎年、高校時代の友人+α10人ほどでやる。



会場は黒崎の友人宅。



今回は年越し蕎麦を打ってやろうと道具持参で向かった。



友人宅に着くと乾杯もそこそこに蕎麦に取りかかった。



二八蕎麦。




水を加えてまとめていく。



ひとしきりこねて、のばしていく。



のばしきってから友人に交代。


専用の包丁で切るのだが、これはカナリ根気が要る。



「君には根気が必要だ。この仕事を君にやる。」


がんばって切っていた。



500gほど打った。




つゆは鶏でとった。




ちょっと手抜きだったのでぷつりぷつりと麺が切れたが、蕎麦の風味がしてうまかった。




あっという間に11時。



帰るか。


去年、一昨年とそのまま泊まって翌朝帰ったが、明日もまた朝からソバ打ちの約束があるので帰った。



次第に雪が強くなる夜道を友人の車で帰った。




来年もいい年だ。きっと。



家に着くと雪は止んでいた。



またね!



車を見送った。



こいつらと過ごす時間。



なんかほっとする。









2007-12-27

ディフェンス

少し前に地元子供会のクリスマスパーティがあった。

その日は町の体育指導員会の忘年会。しかも幹事だから抜けられない。


パーティには妻と子供達で参加した。


一人、家に残って忘年会の景品を準備していると上の子が帰ってきた。


おや?時間からしてちょうどパーティが盛り上がっている時分。


なにかあったのか?



ちょっと気になったが、景品の袋づめが忙しくてそれどころではない。


帰ってきた息子にも問答無用で手伝わせた。


子供たちは私に言ってわかる時と言っても無駄な時とがあることを知っている。



なんとか忘年会に間に合いそうだ。



ちょっと余裕ができたので息子に聞いてみた。




なんかあったのか?


「浩司とね、ちょっとケンカみたいになったから帰ってきた」




あらま。





この浩司とはあまり馬が合わないらしい。時々トラブルになるようだ。



ちょっとケンカしたくらいならいいのだが、勢い余って手を出したとか
なるとこれは大変!



そういうことにならないように常々言ってはいるが、殴ってしまった、となっては日頃の躾を悔やんでも始まらない。



そういう時は私。



菓子折を持って子供と一緒に謝りに行く。



これまでに3回ほどあった。





あらま。


またやらかしたのか・・・?




「いや、ケンカみたいになったからね、このままいたら雰囲気が悪くなると思って帰ってきた」




少し前に息子が下校中にメガネのことをからかわれて年下の子と口げんかをしたことがある。


そのことについて2人で話し合った。



結論「からかわれてそのままそこにいたらケンカになるから、ちょっと離れて帰ることにする」



そうか。


”そこにいないこと”



これは私のテコンドーにおけるディフェンスの神髄。



攻撃は最大の防御である、といった人がいる。



私は違う。最大の防御はそこにいないこと。



世の中、トラブルだらけ。



大事なのはそのトラブルにあわないようにすること。



試合に出ない、ではない。


それでは競技として成り立たない。



スパーリング、試合の時に相手の攻撃を手では受けさせない。



そこにいれば必ず相手の攻撃を受けてしまう。手で受けようが顔に当たろうが必ず何らかのダメージを被る。


そこにいないこと。



受けるのではなく身体ごとステップでかわす。




息子は軽やかに相手の攻撃をかわしたようだ。




そうか。



かわしたか。



ヤツなりに成長してるんだな。



ゆっくりと。













2007-12-22

読んでもエラくはなれません

今日は何もない金曜日。仕事が終わってからプールへ行き90分泳いだ。


いい気持ちだ。


今夜は妻と子供たちで友達の家族と外食に行くっていってたな。



そんじゃ、こちらもゆっくりさせていただく。


本屋によって欲しい本を注文した。



偶然会ったマイミクと立ち話。



来年入籍するんだってハート達(複数ハート)おめでとうexclamation ×2



晩飯は「壺焼きカレーキートン」



近所に昔からある店だが行ったことがない。



行ってみよう。



閉店前だったが気持ち良く迎えてくれた。




カツカレーをオーダーして待っていると携帯にメールが・・・。




「今日は21日。原稿は?」



ある雑誌の編集の人から。




・・・・・。




忘れとった。




忘れとったー!






少し前、こちらから連絡を入れ、本を出版したので書評を載せて欲しいと頼んだら、自評を書くように言われた。



〆切は12月20日。字数は2000。




なんだ2000字かよ。



「ご無理なら次号にまわしましょうか?」




たかだか2000字。




「2時間あれば書けます」とメールしておいた。




あれから数日。





忘れとったー!!!!!!!!





すぐにメールを返した。




「今から書きます。2時間お待ちを」


「え!これから?お願いします。」



家に帰って書いた。



10時半から12時半。



買い上げたのが下の文書


 このタイトルが付けられる前、私的に決めていたタイトルがあります。「読んでもエラくはなれません」”真似しても出世はしないのよ”という意味です。
 本に掲載されているエピソードは福岡県京都地域農業改良普及センターのホームページに掲載している「みやこ魂」からなるべく農業に関係するネタを抜粋したものです。そうっす。これ、県庁出先機関のオフィシャルサイト!
 今から5年ほど前、当時の所長から私に一つの命令が下ります。「我が普及センターのホームページを作成せよ」インターネットの普及で様々な公的機関がホームページを設置しグローバルに情報を発信しているなか、ウチの事務所でもホームページをアップすることになったのです。私達の指導対象は皆様ご存じの通り農家です。そんなシケたホームページなんか見やしね~って、と最初は正直めんどくさい仕事でした。でも、インターネットは何も農家だけが見るものじゃない。普及センターのページったって、色んな人が見ることが出来る。そうか。そう考えてみればアクセスしてくる方々は間違いなく呼吸をし、睡眠をとり、そして食べ物を食って生きている人間様。ネットの向こう側にいる人々は紛れもなく消費者であり、農業の顧客様じゃ~ないですか。おっとっと!おもしろい展開!そうか!手段がどうであれアクセスを増やせれば、農産物を消費している人達に直接語りかけることが出来るじゃないの!食農教育もできれば食べ方提案もできる。捨てたものじゃないぞ、ホームページ。私の中で使命感が呼吸をはじめます。
 ウチのホームページのターゲットは消費者としました。これはちょいと確信犯。農家だろうがなかろうが、日本国民みな消費者。となれば、農から多少ラインアウトしても大丈夫大丈夫。あとは内容。いくらすばらしい情報を載せたとて読んでもらえなければ何の価値もありません。そこではじめたのが日記掲載。その日の仕事や生活を通して感じたことをそのまま書いてみました。まだブログという言葉もなかった時分、人様の私生活ほど気になるものはありません。それに農からのメッセージをちょっぴり味付け。これが「みやこ魂」の誕生です。1日目、2日目、3日目。しかし、そういつもいつも農業ネタが転がっている訳ではありません。フィールドは職場から外へ。じわりじわりと気付かれないように間口を広げていきました。職場のことも有れば、家庭のこと。遊びのことも有れば仕事のことも。プライベート丸裸で最終的に何でもありな状態なので、「あれはお前のページじゃないか」とあちこちで言われました。ノンノンノン!「みやこ魂」をはじめとする更新内容は、私→係長→課長→所長の順で回覧、決裁を受けてからアップされます。公務員らしくちゃ~んとハンコついてもらって。この手続きを踏んでいる以上、「みやこ魂」は京都地域農業改良普及センターのオフィシャルサイトなのです。「公的機関のホームページで『みやこ魂』はいかがなものか」という声もありました。あまり農業に関係ないようなのばかりだし、自分で言うのも何ですが公務員らしくありませんし。連載は中止の様相を深めます。その時男前だったのが当時の所長。「悪けりゃ、どこかが文句言ってくるだろう。その時考えればいいんじゃないの?」所長のこの一声に救われ、書いたエピソードは140を越えました。連載は今も続いています。「好きにやってみろ。責任は俺が取る。」部下にとってこの言葉ほど勇気づけられ、その気にさせるものはありません。このホームページのおかげでいろんな方に応援の声をいただきましたし、多くの友と巡り会うこともできました。「しなくていい心配はするな」なのです。私を信頼し、ゆるし続けてくれた京都地域農業改良普及センター。かっこいいでしょ?
 「みやこ魂」を書き続けて気づいたことがあります。食べ物のことや家族のこと、日々の生活のちょっとした出来事を書いているうち、仕事も私生活も家族も職場も田んぼも畑も農家のおっちゃんもみんな繋がって一つになりました。日頃の仕事でも公と私の境が消え、毎日が楽しくて仕方がないのです。公私混同ではなく公私融合。労働が生き方に変わった瞬間です。そうだった。世の中みんな食で繋がってる。そうか、農だけ見ててもダメだった。社会ぜーんたいの中に農があるということを忘れていたのかもしれません。そして、仕事だけ切り取ってもおもしろくも何ともないけど人生の一部だと気づけば余すとこなく愛おしい。社会の中の農と人生の中の普及指導が交差した。活字で書いてはないけれど、この本で一番伝えたかったこと。それは、「マネしても出世はできないよ。その代わり、仕事を『労働』ではなく、『生き方』としてとらえられた途端に目の前がキラキラ輝きはじめるよ」ということ。
 「読んでもエラくはなれません」でも、「普及指導員」は私の生き方になりました。つくづく幸せな仕事ですよ、普及指導員て。


わりと書けてるでしょうが?2時間のわりにはあせあせ(飛び散る汗)
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しま・しま

Author:しま・しま
土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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