2008-02-29

悪い人

昼から朝倉でナシのお仕事。

売れていないナシをマーケティングの見地から何とかしようという取り組み。


物事には勢いというものがあり、ポンポンポンと勢いがあるうちに進めていくと結果がでるのに、のったりのったりやってるばっかりにそのまま行き詰まることがある。

あまり認識されていないことがあるが、時間軸、スピード軸は仕事の重要な要素なのである。


このナシ、3、4ヶ月で済むものをのったりのったりと2年かけてやろうとしている。


ぶっは。

俺を巻き込まんで欲しい。


農家が困っているのは知っているので、降りるわけにもいかず、今日も半日会議。


言うべき事を言って終了。


さて。


空港いこか(^u^)


東京での仕事は木曜日と金曜日。


しかーし!水曜日のうちに東京入りする計画。

今回の用向きは所属している学会のシンポジウムでパネラーするザマス。


それはまあそれとして、今回の目玉は何と言っても、マイミクバラライカしましま対談!

現在、ミクシィにおいて、私とバラライカさんを結びつけるものは何もない。

共通コミュニティ無し、共通のマイミクな~し!

共通項の無いマイミク。

無論会ったこともない。

ミクシィを始めた頃に「おサムライさま~」のコミュニティというのがあった。黒澤明監督の「七人の侍」関連のコミュなのだが、彼女とはここで知り合い、私からマイミクの申請をした。


いつのまにやらそのコミは消滅し、バラライカしましまの線だけが残った。

書いている日記を読んでいると何となくその人のヒトとナリが見えてくる。

少なくとも自分とおんなじにおいがした。

あれから一年余り。

不思議なもんだ。

会ったこともない。名前も知らない。


都会の交通に疎い私を気遣って空港からストレートで行ける品川駅で待ち合わせ。

駅前でまっていると、メガネをかけた瞳のきらきらした女性が私の顔を覗き込んだ。

わー!

なんか感激。

入ったお店はオイスターバー。

そういうカテゴリーの店があることに驚いた。

旨い料理もさることながらバラライカさんと話していて楽しいのがヤタラと不思議で、初対面なのに違和感がないのがおかしかった。

聞いてみたいことはいろいろあったのだが、調子に乗って私がしゃべり過ぎてしまった。

バーに居場所をかえた。

運ばれてきたバラライカをちょこっといただいた。

これ、死ぬ。

飲み口は軟かだが調子に乗るとやりそこなう。

あっしはウイスキーで。


この辺りから私の素が出てしまった。

警戒がないのだから仕方がない。

彼女に自分を飾って見せる理由がないのである。


「しましまさん、悪い人だったんだ。私も男だったらそうなんでしょうけど…」

少しずり落ち気味なセルロイドの眼鏡はいつの間にかテーブルにたたまれていた。

そう。

私は悪い人。


あ、言ってなかった?

だって聞かなかったから…。

…。

自分に正直なだけなのよ。

そういうことにしといて。


笑ったり、時に感極まって目を赤くしてみたり。



なんら共通点のない二人は5時間近く同じ時間を過ごした。


昔からの古い友人のように。

文章だけのやり取りだけで人はこれほどまでに親しくなれるとは。

この世は、驚きである。


この出会いもきっと私の人生のなかで意味があって、きっと何かにつながっていくんだな。

だから人生楽しいばっかし。

また逢おうね。
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2008-02-29

賭け

仕事が終わってから理髪店に行った。

よーく思い起こしてみると、最後に美容室に行ったのが今から13年前。

理髪店に行ったのは15年以上前である。

ほー。そんなに行ってなかったか…

別に髪の長さでギネスを狙っているわけではない。

私の整髪は妻がやってくれている。

息子は産まれた時からお母さん床屋なので、彼の人生一度タリとも理髪店に足を踏み込んだ事がないのである。

最近では、私の親父すら髪を切ってもらっている始末。


風邪気味なんだけど、明日から東京なんだし、ボッサリ頭ではちょっとやだしぃ、初対面の人に会ったりして第一印象大事だしぃ。


風邪引きの髪切りは、かなり賭け。

切った後ってかなりスウスウする。

賭けてみた。

これまた風邪気味な嫁さんを例の如く口説いたけれども母ちゃん理髪店作戦失敗。

お金渡されて理髪店に行くことになった。

水曜日の夕方、仕事を終えてから理髪店に向かった。

お、ゴルゴ13が全巻!

おー!魚戸先生の家裁の人があるやん。

いいね、理髪店。

漫画を一話読んだところでシートに促された。

シャンプーしてもらって。

髪を切ってもらって。

もちょっと短くお願いします。

チョキチョキチョキ。

もちょっと思いっきって頼んます。

チョキチョキチョキ。

こういうヤリトリを3、4回繰り返して納得。


でもね、お客さん。「だから言ったじゃないすか~」てなったら取り返しつかないんでぇ。

そりゃそうだ。慎重なのも無理はない。

ま、それもそうだ。

顔を剃ってもらって、マッサージしてもらって、終了。


気持ちいいもんだな。

家で嫁さんと喧嘩しながらやるのとはかなり違う。



う~う。


外に出るとかなり後頭部すーすーする。


まだ、寒気は無いから大丈夫大丈夫。



次言ってみよー!


車で向かった先はスポーツジム。

今度は走ります。

これって土曜日の駅伝のため。

明日からの不摂生三昧な上京に少しでも+の蓄えをとたわぬ努力をしてみる。


走り終えるといい感じ。

詰まってた右鼻もスーハー。

喉も治った。

お!賭けは丁と出た。


これで熱がでなければもらったようなもの。

吉が出た。


東京行ってきまーす(^-^)

2008-02-26

元気のいい死に体

 農業委員会は、地方自治法によって市町村に設置が義務付けられた行政委員会である。

公職選挙法に基づいた選挙により選ばれた公選委員と学識経験者等から選出される選任委員から構成される。



農業委員会のおもな業務は、農地の移転や権利移動の許認可や農地転用等の法令業務、農業者の公的代表機関として農地の利用調整を中心に地域農業の振興をはかっていくための任意業務、農業者の公的代表機関として地域内の農業および農業者に関するすべての事項について意見を公表したり、行政庁に建議し、または行政庁の諮問に応じて答申する等の業務がある。


農業委員会法にはこの3つが業務としてあげられている。皆様がお支払いしている国税と市町村税を財源に報酬もちょこっと出る。


ここに掲げられた業務をフルにやっていただくと、地域の農業はカナリすばらしいことになるのである。


農業者の規模拡大で重要なキーとなる農地の集積は斡旋してくれるは、新規就農者の指導もやってくれることになっている。農業および農業者に関する調査研究や情報活動もやれば、行政庁に建議し、または行政庁の諮問に応じて答申することもできる。


すげー委員会。


けど実際は毎月開催される委員会で農振除外とか農地転用の許諾を審議しているだけ、な委員会なことが多い。


よくわからない?


そんじゃ具体例。


田んぼや畑に新しく家を建てたい、としよう。



農地法上、農地に家を建てることは出来ない。


農地は農業振興地域の農用地という地目が設定されており、これから除外されないと家はおろか土を盛ることも出来ないのである。


そういう許可申請を提出する窓口が農業委員会。


地域選出の農業委員の先生にお願いしますと酒を一升下げてお願いに行く。


今はもうそういうことは無いだろうが、ちょっと前まではそんな感じだった。


するとよっしゃよっしゃと書類を提出し、審議される。


本来ならその農地を農業振興地域から外したらそれ以外の農地にどのような影響が出て、どのような不具合が起こるのかを審査し、農地を守る方向で協議されるはずなのだが、戸建て規模の面積ならばそれほどの審議時間もかけずに最後の決まり文句「やむを得ない」を皆で唱えて終わり。


農業委員会は死に体になっていることが多いのである。





ある農業委員会から連絡があった。


私に講演をしてほしいという。


福岡市に隣接する町。


昔お世話になったコンサルの先生からの紹介なんだそうだ。




2年ほど前から地域の農業、特に後継者問題に取り組んでいるのだという。


とっかかりは、世代間の意見交換。


兼業地帯であるこの町で現在農地を所有している親世代と近い将来その農地を引き受けるであろう世代。


それぞれ農地についてどう思っているのか本音を出し合ったのだそうだ。



どちらも次世代に田畑を残していきたい、ということだった。



で、あたしは何を話したらいいので?




ただ守るのではキツイので農業を楽しんでやっていきながら結果守るという風にしたい。



なにか元気になる話をして欲しい。



だって。




今までやってきた米とか麦大豆とか販売の話をすることにした。




当日、会場に着くともう準備が整っていた。

写真



私の話の後はちょっと意見交換やってもつ鍋の運び。



すでに会場にはもつ鍋がスタンバイ。


町の農家の方々が1人、また1人と現れ、会場はいっぱいになった。



もつ鍋ののったテーブルを囲んで人がたくさん。



こういうシチュエーションで話をするってなかったな~うまい!



私の話は1時間弱。約束の時間ジャストでおしまい。



それから意見交換をして飲んだ。


こんな農業委員会聞いたこと無いよ。


風邪気味だった私も勢いで飲んだ。



ネタに持ってきていたイモ焼酎も空になった。


農家の人達と飲むのは久しぶり。



いろんな話をした。


若い人、お年寄りいろいろ。


人が変われば農業や農地に対する考えも違う。



でも、何かをしたい、何かやらなきゃ。そう思っているのはよく伝わってきた。



楽しかったわーい(嬉しい顔)


また来よう。


ここにはまた来よう。そう思った。

2008-02-21

イベント

約束の時間にラジオ局に入った。ロビーで待っていると担当の方が迎えに来てくれた。

8スタジオ。


パーソナリティは王理恵さんなのだが、その前にディレクターさんと打ち合わせ。

対談の寝たになりそうな話題を中心に話した。


おっと、予定の時間を過ぎていた。


が、王さんが現れない。飛行機が遅れているようだ。

そんじゃお手洗いにと席を立った。



トイレを出たところで王さんと鉢合わせ。



あ、どうも。しましまです。



「王です。ヨロシクお願いします。」



知っています。


大きな瞳をした爽やかな顔立ちには偉大な父上の雰囲気がちらりと覗く。


芸能人のオーラのようなものは感じられず、とても親しみやすい方。


時間はやや回っていたが、どうせ今日一日お休みなのでどうということはない。


仕事として臨めないこともないが、好きにしゃべる為にあえて休みを出した。


15分ほど雑談をしてから収録へ。

10分の番組を2本録る。

1本目は私の人となり。

2本目は農業の話。

今の農業に足りないのは、農産物の価値に見合った価格で流通していないこと。つまり、販売に問題の根本がある。ただ利益を追求するのではなく、農業として素晴らしい社会のためにやる。そのなかで農が生業として成り立つ道を創る。

例えば食育。消費者に農を知ってもらいながら消費を促す。が、そのことで消費者の食生活が豊かになれば、素晴らしい社会に一歩近づくのである。

そんな話をした。



一応終わってスタジオで記念撮影をさせてもらった。
写真


あ。



忘れてた。



本のPR!


この話を頂いた時、本の出版がらみだと勝手に思いこんでいた。しかしどうも違うようだ。出版のことをディレクターさんに言うと、へー!という感じの反応だった。


本を読まれてからの収録かと思いきや、ちょっと計算違い。


あのう。すみません。




対談に編集が入るのは知っていたので、なんとか後付で入れてもらえないか頼んだ。



ディレクターさん「それじゃついでに、最初に話しておられた焼酎の話もしていただけますか?」


あ、そちらの方がおもしろそうだったんですね。



もいっかい、収録。



「ところでしましまさん、本を出版されたんですか?」



さっすが!プロ。そこから話を膨らませて話題のかたまりが出来た。


「焼酎も作ってらっしゃるんですね。」


いや、私が作ったら怒られますので・・・・



これでよし。





あとは編集してくれるだろう。


まあ、あれも言いたかったとかああいえば良かったとかあるけど、言ったって始まらないしね。


おれタレントじゃないし。




イベントは終わった。



また、やるべきことをやっていくだけです。



本のコマーシャルもさせて頂いた。ひひひ。






2008-02-20

合宿

吉塚で仕事。

終業後にはちょっとしたイベントがある。



天神のソラリアにあるスポーツクラブ。

ここにはフィットネスジムとプールがあるらしい。

天神でちょっと時間がある時などに是非活用したいスポットである。

しかし、あのソラリア様のクラブとあっちゃぁ、敷居が高い。

ソソウをしては怒られそうである。

福岡の友人に連れて行ってもらった。

一階ロビーで待ち合わせて、エレベーターで最上階へ。

スーツにコート。思いっきりビジネスないでたちにスポーツバックというミスマッチな二人。

意外とすんなり手続きをすませ、着替えてランニング。

天神のビル最上階のトレッドミルで走る。

ハムスターのように走る。

30分ほど走ったら、ちょうど始まったストレッチ教室でみっちりストレッチ~( ̄ω ̄)

水着に着替えてプールで1キロ。

どこ行こうと、やることは一緒なのね、俺。

いい汗流して、ジム出たらそこは夜の繁華街。

はい、飲みましょう。

案内してくれた友人と午前様。


大丈夫大丈夫。

翌日は例のラジオ収録。

朝からなので予め宿をとっておいた。

2軒目を出た時には1時を過ぎていた。

でも大丈夫大丈夫。

ホテルまで歩いた。

酔った頬に夜風が心地よかった。

朝起きてラジオ局へ。
王理恵さんの番組に出演させて頂く。

今日はその収録、ビッグイベントなのである。

ビッグイベントは午前中に終わった。


こういう午後こそ、あそこに行かにゃ!


再び車をソラリア方向へ。

ジムに着いて支度し、また走って泳いだ。

水曜日は事務所で駅伝の記録会があるのだが、昨日のアルコールを体外に排出しておかないとヤバい。

そう思って5キロ走って2キロ泳いだ。

仕上げにサウナ。

これで完璧。




記録会。


あれ。


立ち上がったらクラ~っとする。

あらら、カロリー使いすぎてしまったようだ(-_-メ)


ううう。


くら~っとする。


結果、先週より5秒増えた。


あららぁ。

やり過ぎはいかんね、やっぱし。

帰りしな、プールでスイミング教室。

へろへろ~っとなったところで天神一人合宿おしまい!

2008-02-17

気がつけば

きんどうちゃんと同い歳じゃん、おれ。


これわかる人って私の世代以上。


マカロニほうれん荘のキャラ。


40歳にして高校生。



一度は大学生になっていたのだが、落第して高校生になったらしい。



私が最も好きな漫画の一つ。マカロニほうれん荘。



鴨川つばめさんという漫画家の作品である。



この作品を書いたのは20代そこそこ。



漫画家界でもかなり伝説的な人物なのだそうだ。


しかし、初作がかなり完成度の高いものであっただけに次が続かなかったようなのである。


残念である。



オレも40か。



明日も走りに行こうっと。

2008-02-14

二つのバレンタインデー

少し前から気になっている人がいる。


そのことを最初に意識したのは博多駅での出来事。

ある日、職場の飲み会があった。

駅周辺で飲み、博多行きの快速に乗った。


博多方面に帰る好恵さんと麻生君が乗り合わせた。


好恵さんは46歳係長、そして麻生君は35歳独身である。


ちょっとホスト系な外見に反し、話すと物腰やわらかで感じがよい。


今年から職場の親睦会でお互い役員をしているので話をする機会が増えた。


電車のボックスで私は眠くはなかったがやたらとテンションの高い好恵さんがめんどくさくて腕を組み、目をつむっていた。



好恵さんは麻生君と日頃話したことないと見え、彼女は居ないのかとか、休みは何をしているのかとか、いろいろ聞いていた。


どうやら好恵さんは博多駅周辺で飲み直したい様子。


何度かそういう振りをしたが麻生君はその都度、そつ無くかわした。



博多駅に着いた。



私と麻生君は博多駅からバス。


好恵さんは別の路線に乗り換えである。



2人でまだ飲み足らない好恵さんを乗り換え電車に見送った。


さようなら。おつかれさま。



私は電車の中で完全に寝ていたと言うことを前提に、麻生君に声を掛けた。



「その辺でもう少し飲みませんか?」



先ほど好恵さんとの攻防は知っているので、だめ元で言ってみた。



すると、



「いいですね。行きましょう。」



意外な答え。



ちょっと戸惑いながらも駅近くの飲み屋に入っていろいろな話をした。


私にとってかなり勇気の要る行為である。

なんだその位、と思われるかも知れない。


でも、この勇気が無かったから未だ女1人なのだと若い頃の自分を呪うこともある。


今年、40歳。


チャンスは万人に均等に訪れるものではない。



であるが故に疎かにしてはならないのである。



声を掛けて良かった。


何よりも好恵さんをかわした後に私と一緒にいてくれたことが嬉しかった。


もしかしたらこれがチャンスというものなのかも知れない。


だとしたら、だとしたら。



翌日、わざわざ彼の席に行きメルアドを教えて貰った。



少し不自然に映ったのか、彼の隣にいた女性から



「仕事中にそんなことして!許さないわよ!」


彼は職場のお姉さん達の間ではプリンス。



ライバルは腐るほど居るのである。



え?何言ってンの?親睦会の話っすよ。軽くいなしてやった。



メールをやり取り出来るようになったが、それほどマメではない彼の返信は疎ら。



 
それでも何度か飲みに行った。



いいの。2人で飲みにも行けたし、色んな話も出来た。



この間なんか、飲んだ後、夜の博多を1時間以上も歩いた。



私が取り留めて美人じゃないのは知っている。



彼とは釣り合わないのではないか。



でも、1%でももっともっと小さな可能性でもいい。


今はかけてみると心に決めた。


2月14日。


日本はビックイベントに揺れる。



彼は14日から1週間、東京出張だということは前に聞いていた。


チョコを買った。



値段の割りに地味で安っぽく見える美味しいのを選んだ。


彼は今、親知らずを治療している。



・・・・甘いもの。



でも、とりあえずチョコは渡そう。



それから何かプレゼントをと考えた。



親知らずだからなぁ。

電動歯ブラシを添えることにした。



事前に渡すならば13日。この日しかない。


彼は煙草を吸う。


ウチの事務所で喫煙できるのは外付け階段の踊り場だけ。


時折そこで煙草を薫らせている。


そこを狙って渡そう。


煙草・ポイントに居るのを確認。


周りに人が居ないのも確認。


えいっ!



更衣室から歯ブラシとチョコをもって喫煙ポイントへ。


外階段のドアまでは5mの廊下がある。


この5mを歩くと一気に緊張が高まっていく。


この喫煙ポイントにいる人は、自分に電話が掛かったり来客があったら直ぐに戻れるようにコチラを見ている。

これまでも何度かここにいる彼を直撃したが、この瞬間がいや。

いつものように、ぎこちなくドアを開けると



『帰るんですか?』



電動歯ブラシが入った紙袋を握りしめる私に彼は一言だけ声をかけながら戻ろうとしていた。


煙草を吸い終わってしまったのだ。


「いや、あの、歯ブラシって、電動歯ブラシとか使ってる?電波?」


???

藪から棒に何言ってンだあたし。



『電動ですか、音波使ってますよ』



あら。


勇気を振り絞ってここまでやった。

ここですんなりひきさがれるもんですか。



「あれ、どんなメーカー?これじゃない…?」


2人は既に外から廊下に立っていた。



少し沈黙が支配した。


・・・・。


「あれ、じゃ、この電動歯ブラシの立場は?」


『それって、自分が親知らずだからなんですか?でも、そんな高いもの貰えません。』



いつも飲みのときは彼が払ってくれていたので、そのお返しもあるんだけど、緊張でそんなことすっ飛んでしまっていた。


廊下を歩くにつれ、執務室が近づくことに焦りながら



「いや、そんなに高くは…じゃ、これ、チョコだけあげます。」



『あ、じゃ、これは貰います。』



彼は8センチくらいの小さい箱をポケットにしまい、スタスタと戻って行った。




・・・・・。


相当恥ずかしい!!!!!!!!!



わたし40歳。


高校生なみのドキドキ!



チョコ男の子にあげたのって中学のときチロル以来だ。


なんか、とても、すっきりした。


(^^)/しましまさん、いろいろアドバイスありがとうございました。


大学時代からの友人。


少し前、立ちすくんでいる彼女の背中を少しだけ押してあげた。


その彼女からのメール。


がんばれよ!人間、明日なんてわかりゃしねー!やるだけやれたんなら後悔なんてありゃしねんだ!


でもいいな~どきどきハート達(複数ハート)


今日はバレンタインデー。



農家の若奥様から一つ。



家に帰ると妻と娘から。

写真
四角いのがアーモンドチョコケーキ。妻作。


丸いのが娘が作ったトリュフチョコ。



9歳の娘が2,3日前にえらく苦戦しながら作ったそうだ。


食べておいしいよ、と笑いかけると



「ありがとう」と返ってきた。



作ってくれてありがとうと食べてくれてありがとうが交差した。


ありがとう目がハートおとうさんうれちいるんるん

2008-02-13

狼少年

昨日、天気予報は聞いていた。


朝から雪。


ま、積もれば仕事行かねー。


これ私の鉄則。


雪が積もった日にムリして出勤してもろくな事はない。



福岡はハンパに寒いからいきなり大雪になると忽ちのウチに交通が麻痺してしまう。


どうせ周りも完全じゃないんだから、仕事も大したことはない。


今のところ、この日でなければ困るようなせいた用事もない。


いらんこと張り切って出勤して途中もらい事故してもおもしろくないので積雪の日は休むことにしている。



朝、妻の声で眼が覚めた。



「わ。雪が積もってる」



ありゃ~これは寝るしかない。




職場には・・・・。



昨日飲み会で泊だったサエキさんが積雪の大小に関わりなく居るはず。



ちゃんと着いてますか?


メールしてみた。すると直ぐに返事が返ってきた。



「JRが遅れましたが着きました。」



そうか、やはり職場付近でも雪の影響かなり出てるな。



私の職場がある辺りは山つきにあって雪が降ると直ぐにチェーン規制されるのだと話には聞いていた。


そとの様子をチラリと見てみると、屋根や木々の上にはしっかり積もっているが、地面にはそんなに厚みがなかった。


1時間も待っていたら解けてしまいそうだな。


おし。2時間。



すみませんが、朝2時間時休の届け出をお願いします。


再びメールした。



我々は1時間単位で休みをとることが出来る。



これでよし。寝よ寝よ眠い(睡眠)




9時。



外を見ると予想どおり地面の雪は消えていた。



でも待てよ。



職場までには峠を2つ越える。



一つ目はいいとしても二つ目は米の山峠といって雪の日、県内でもいの一番にチェーン規制がしかれる峠。


あそこまで行って引き返すのもシャクだ。



親父の車を借りよう。



4駆の車。



これで万全。




家から車を走らせ国道に出た。




あれ。







あれれ?






雪がない晴れ




ないよ雪ダッシュ(走り出す様)




ありゃ~!ウチの周辺だけ?





それから車を走らせれば走らせるだけ雪の気配が消えていった。






峠には雪のゆの字もありゃしない。。。





ち、ちがうんです。




ちがうんですってばあせあせ(飛び散る汗)



ただの朝寝坊ズル休みになってしまったじゃないか。




いつものことだから周りは気にもしてないんだろうけど、今日は違うんです、皆様。

2008-02-12

昨日、天気予報は聞いていた。


朝から雪。


ま、積もれば仕事行かねー。


これ私の鉄則。


雪が積もった日にムリして出勤してもろくな事はない。



福岡はハンパに寒いからいきなり大雪になると忽ちのウチに交通が麻痺してしまう。


どうせ周りも完全じゃないんだから、仕事も大したことはない。


今のところ、この日でなければ困るようなせいた用事もない。


いらんこと張り切って出勤して途中もらい事故してもおもしろくないので積雪の日は休むことにしている。



朝、妻の声で眼が覚めた。



「わ。雪が積もってる」



ありゃ~これは寝るしかない。




職場には・・・・。



昨日飲み会で泊だったサエキさんが積雪の大小に関わりなく居るはず。



ちゃんと着いてますか?


メールしてみた。すると直ぐに返事が返ってきた。



「JRが遅れましたが着きました。」



そうか、やはり職場付近でも雪の影響かなり出てるな。



私の職場がある辺りは山つきにあって雪が降ると直ぐにチェーン規制されるのだと話には聞いていた。


そとの様子をチラリと見てみると、屋根や木々の上にはしっかり積もっているが、地面にはそんなに厚みがなかった。


1時間も待っていたら解けてしまいそうだな。


おし。2時間。



すみませんが、朝2時間時休の届け出をお願いします。


再びメールした。



我々は1時間単位で休みをとることが出来る。



これでよし。寝よ寝よ眠い(睡眠)




9時。



外を見ると予想どおり地面の雪は消えていた。



でも待てよ。



職場までには峠を2つ越える。



一つ目はいいとしても二つ目は米の山峠といって雪の日、県内でもいの一番にチェーン規制がしかれる峠。


あそこまで行って引き返すのもシャクだ。



親父の車を借りよう。



4駆の車。



これで万全。




家から車を走らせ国道に出た。




あれ。







あれれ?






雪がない晴れ




ないよ雪ダッシュ(走り出す様)




ありゃ~!ウチの周辺だけ?





それから車を走らせれば走らせるだけ雪の気配が消えていった。






峠には雪のゆの字もありゃしない。。。





ち、ちがうんです。




ちがうんですってばあせあせ(飛び散る汗)



ただの朝寝坊ズル休みになってしまったじゃないか。




いつものことだから周りは気にもしてないんだろうけど、今日は違うんです、皆様。

2008-02-11

作戦

後輩がやっている道場へ生徒達を連れて行った。


連れて行ったのは小学生4人。




月末に九州大会がある。出場する4人に合わせた出稽古である。


いつも同じ相手とスパーリングしていると慣れっこになるし、実際ちょっとそういう感が見えて取れたので気晴らしも合わせて行くことにした。



みんな日曜日に福岡の道場に行こう!3時間くらい練習するけど帰りに屋台でラーメンおごってやる。



練習後のイベントが効いたらしい。


4人ともノリノリではしゃいでいた。


まだまだ小学生なんだな。



福岡の道場。


ここで教えている後輩はテコンドーのことを24時間考えることが出来る。


習い事というものは、色んな先生に観てもらい指導を貰う。



自分の道場で指導されたことを他の先生に指摘されれば納得するし、それ以外のことを注意されると新しい目で自分を見直すことが出来る。



いろいろ得るモノがあったようだ。




結果4時間練習した。



帰りの車で、あっという間の4時間だったね、と言っていた。



楽しかったのだろう。





そして約束のイベント。




よし。ラーメン一杯はおごってやる。焼き鳥とかなんとか食いたかったら自分で買って食え。



早良区から長浜へ。



露地を曲がるとズラリと並ぶ屋台の灯りに4人とも感嘆の声を上げた。




「うわーぴかぴか(新しい)すげーぴかぴか(新しい)




「すげーいいにおいがする!うまそーハート達(複数ハート)




「先生、どこに入るんですか?」




やまちゃん。


後輩おすすめの屋台である。



何度か行ったがうまかったのでそこに行くことにしていた。



「やまちゃん?」



「やまちゃんハート達(複数ハート)やまちゃんハート達(複数ハート)やまちゃんハート達(複数ハート)やまちゃんハート達(複数ハート)



すっかり取り憑かれてしまった。


近くの駐車場が満車だったので少し離れたところに車を停め、歩いて屋台に向かった。



祭日前だから普通の日曜日よりもお客が多いようだ。



やまちゃんに着くと、既に待ちのお客さんが3名ほど並んでいた。



防寒用に建てている衝立を開けて屋台を見回すと満席。



せっかく来たのだからそのまま待つことにした。



私達の後にも行列ができはじめた。


後ろは大阪からのカップル2人。



屋台の写真と一緒に私達の写真も撮ってくれた。



テコンドーの練習帰りだというと、みんな興味を示していた。



時計を見ると21時。


ここからウチまでは車で1時間半かかる。

ちょっと遅くなりすぎたな。



おし、ラーメンを頼むが串焼きやなんかは焼くのに時間がかかるから早めに頼め。


ラーメンがやってきた。



待った甲斐あってウマイウマイ。


写真




やはり空腹は最高のスパイスなのである。



屋台の中でも色んな人達に声をかけられ、得意げな子供たち。




1杯目を食べながら子供たちがメニューを見始めた。



これからややこしいメニューを頼んだら時間がかかってしまう。



やばい。




緊急動議発動!



「おいちゃん、替え玉5つ」



強制的に替え玉させた。



替え玉はこのあたり特有のシステム。


ラーメンの麺だけ食べたら、麺だけおかわりが出来る。



替え玉100円。



これは効いた。



みんな、おなかいっぱいになったようでおでんとかなんとか言っていた子もメニューを手放した。



替え玉作戦成功わーい(嬉しい顔)



行きの車ではおとなしかった4人、帰りの車の中では着くが着くまで元気だった。


がんばれよ、おまえたち。

2008-02-11

不適切っちゃ不適切

みんなの前でというのは不適切かもしれません。でもそこまでやるってことは個別に指導したけど一向に払ってくれないってことがあったんじゃないの?こういう時、教師側の状況しか伝わってこないけど、子供や保護者の対応はどうだったんでしょう。

どうしても支払う能力がないとかそういう回避できない理由がある子に先生そういうことやらないと思うんだけど。

給食食ってるんだから、金払わなきゃ。モノを買ったら金払う。これ経済社会のルール。大原則。これが守れない人は犯罪者です。


それは子供に教えなければその子のためにならん。


その子にしたって小学校卒業しても社会人になっても同じ親なんだから、その親を持って生きていける力をつけてあげないと。




■給食費滞納、と教室で児童名指し…水戸市立小の女性教諭
(読売新聞 - 02月09日 21:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=404044&media_id=20

2008-02-06

活きている

朝から出かけた。


ある酪農家から牛乳の販売を手伝って欲しいと依頼を受けたのが昨年秋。



この依頼を受けたのは同僚のサエキさん。



販売のことだからお前もと連れて行かれて、肉もらったり乳豆腐もらったりして、あ~ついてきてよかった~ハート達(複数ハート)と喜んだ。


酪農と言えば牛乳。一般的にはホルスタインという白黒ブチの牛を飼って乳を搾る。


こちらが普通とチョット違うのは、ホルスタインじゃなくジャージー種という茶色い北欧系の牛であるということ。


それから規模。50頭とか100頭が珍しくない酪農にあってこちらの頭数は20頭。



内容が分かるヒトだったら、だだだ大丈夫なのか!と瞬時に思うだろう。


理屈はこうである。


牛を飼うために必要な飼料、ここでは牧草なのであるが、自分がつくることが出来る牧草の量からして20~25頭が妥当なのだから、その規模が適当なのである。それ以上は飼わない。


この理屈を聞くと、なるほど!もっともだと肯く。



しかし、一般的には飼育する頭数を決定してそれからエサの心配をする。


自分の農地でつくる牧草が足りなければ規模拡大をしたり、よそから飼料を飼ったりして帳尻を合わす。


結果、この体質が酪農家を借金地獄の門へと誘うのである。



農協の営農指導員でも県庁の普及指導員でも

「飼料を購入して頭数を増やしたらどうですか?」


まず、この提案をするにちがいない。



しかし、こちらの経営方針は、まず今の規模で出来た乳なり加工品をよりいい値段で販売出来るようになることを目標に掲げている。


むやみに頭数を増やすことはこの目標の妨げとなってしまう。


あんまり作りすぎると大都市を意識してみたり、油を焚いて輸送をかけ極端に高くなっても買ってくれるお客になじんでしまい足元が見えなくなってしまうという。


流行や廃りじゃなく、これまでの農業という人生を通じた実践からにじみ出た「地産地消」の精神があった。



かっこいい。




農業界で久しぶりに経営者と会えた。



酪農という家族1本の軸があり、姉弟でセクションを決めてそれぞれが異なる経営を行っている。


お姉さんは絞った牛乳でアイスクリーム屋さん。上の兄ちゃんは柱である酪農。弟は生まれてきた仔牛のうち、雄牛を肥育して肉牛。



ジャージー牛乳の特徴は高い乳脂率。


あんまり濃いので2,3日置いておくと自然とナマクリームが分離する。



市販のローファットミルクは脂肪分を興行的に分離しコクを損なわないよう植物性脂肪を加えるが、この牛乳は自然に分離するので自然な形で低脂肪乳を得ることが出来るのである。


乳脂率が高いので、酸を加えると凝固する。乳豆腐といって酪農家では昔から食べられているのだが、ホルスタインでは出産後の初乳のみが高い脂肪分が高いので初乳の時だけのご馳走。


ジャージー牛乳は、この乳豆腐をいつでも作ることが出来る。


720mlの牛乳1日150本。



大手な販売にのせるにはちょい量が足りない。



しかし、基本的な経営理念がしっかりしているので小口でも地元からじっくりと広げるマーケティングが適当である。



サエキさんが用意したのが「ぶどうの樹」と「ラピュタファーム」。


今日はラピュタファームとお見合い。



あたしたち、仲人。



お互いの方向性は直ぐに一致した。



よかったよかったわーい(嬉しい顔)



その後、成り行きでラピュタファームへ。



以前頼まれた山芋の商品化について打ち合わせをするためである。


フリーズドライと急速冷凍。



アイデアを出すのに何もないと発想が止まってしまうので、とりあえずフリーズドライと急速冷凍した山芋を持って行った。



昼食はラピュタファームのランチバイキング。



おいちいるんるん



食べてから打ち合わせをした。



私が来たことを聞き、山芋を栽培しておられる会社の担当者さんも駆けつけた。



フットワークいいですね走る人



みんなが一生懸命だから私も俄然力が入る。



用意していたプレゼンをすると、直ぐにそれでいきましょうということになった。



「朝の勝負飯」


絶対商品化したる。絶対ヒットさしたる。


いきますば~い富士山




「ところでしましまさんの本当の業務って何ですか?」



う。




私の仕事は農業を生業にすること。それだけです。



これをやっている。今日、私はこれをやっているのだと心から思える。



外野はぶつぶつ言うかも知れないけどさ。誰が何と言おうと、これがオレの仕事。



活きているのだと思えるのである。

2008-02-05

のぶよし少年

朝から出かけた。


ある酪農家から牛乳の販売を手伝って欲しいと依頼を受けたのが昨年秋。



この依頼を受けたのは同僚のサエキさん。



販売のことだからお前もと連れて行かれて、肉もらったり乳豆腐もらったりして、あ~ついてきてよかった~ハート達(複数ハート)と喜んだ。


酪農と言えば牛乳。一般的にはホルスタインという白黒ブチの牛を飼って乳を搾る。


こちらが普通とチョット違うのは、ホルスタインじゃなくジャージー種という茶色い北欧系の牛であるということ。


それから規模。50頭とか100頭が珍しくない酪農にあってこちらの頭数は20頭。



内容が分かるヒトだったら、だだだ大丈夫なのか!と瞬時に思うだろう。


理屈はこうである。


牛を飼うために必要な飼料、ここでは牧草なのであるが、自分がつくることが出来る牧草の量からして20~25頭が妥当なのだから、その規模が適当なのである。それ以上は飼わない。


この理屈を聞くと、なるほど!もっともだと肯く。



しかし、一般的には飼育する頭数を決定してそれからエサの心配をする。


自分の農地でつくる牧草が足りなければ規模拡大をしたり、よそから飼料を飼ったりして帳尻を合わす。


結果、この体質が酪農家を借金地獄の門へと誘うのである。



農協の営農指導員でも県庁の普及指導員でも

「飼料を購入して頭数を増やしたらどうですか?」


まず、この提案をするにちがいない。



しかし、こちらの経営方針は、まず今の規模で出来た乳なり加工品をよりいい値段で販売出来るようになることを目標に掲げている。


むやみに頭数を増やすことはこの目標の妨げとなってしまう。


あんまり作りすぎると大都市を意識してみたり、油を焚いて輸送をかけ極端に高くなっても買ってくれるお客になじんでしまい足元が見えなくなってしまうという。


流行や廃りじゃなく、これまでの農業という人生を通じた実践からにじみ出た「地産地消」の精神があった。



かっこいい。




農業界で久しぶりに経営者と会えた。



酪農という家族1本の軸があり、姉弟でセクションを決めてそれぞれが異なる経営を行っている。


お姉さんは絞った牛乳でアイスクリーム屋さん。上の兄ちゃんは柱である酪農。弟は生まれてきた仔牛のうち、雄牛を肥育して肉牛。



ジャージー牛乳の特徴は高い乳脂率。


あんまり濃いので2,3日置いておくと自然とナマクリームが分離する。



市販のローファットミルクは脂肪分を興行的に分離しコクを損なわないよう植物性脂肪を加えるが、この牛乳は自然に分離するので自然な形で低脂肪乳を得ることが出来るのである。


乳脂率が高いので、酸を加えると凝固する。乳豆腐といって酪農家では昔から食べられているのだが、ホルスタインでは出産後の初乳のみが高い脂肪分が高いので初乳の時だけのご馳走。


ジャージー牛乳は、この乳豆腐をいつでも作ることが出来る。


720mlの牛乳1日150本。



大手な販売にのせるにはちょい量が足りない。



しかし、基本的な経営理念がしっかりしているので小口でも地元からじっくりと広げるマーケティングが適当である。



サエキさんが用意したのが「ぶどうの樹」と「ラピュタファーム」。


今日はラピュタファームとお見合い。



あたしたち、仲人。



お互いの方向性は直ぐに一致した。



よかったよかったわーい(嬉しい顔)



その後、成り行きでラピュタファームへ。



以前頼まれた山芋の商品化について打ち合わせをするためである。


フリーズドライと急速冷凍。



アイデアを出すのに何もないと発想が止まってしまうので、とりあえずフリーズドライと急速冷凍した山芋を持って行った。



昼食はラピュタファームのランチバイキング。



おいちいるんるん



食べてから打ち合わせをした。



私が来たことを聞き、山芋を栽培しておられる会社の担当者さんも駆けつけた。



フットワークいいですね走る人



みんなが一生懸命だから私も俄然力が入る。



用意していたプレゼンをすると、直ぐにそれでいきましょうということになった。



「朝の勝負飯」


絶対商品化したる。絶対ヒットさしたる。


いきますば~い富士山




「ところでしましまさんの本当の業務って何ですか?」



う。




私の仕事は農業を生業にすること。それだけです。



これをやっている。今日、私はこれをやっているのだと心から思える。



外野はぶつぶつ言うかも知れないけどさ。誰が何と言おうと、これがオレの仕事。



活きているのだと思えるのである。

2008-02-04

期待の法則

またまた久々の職場。


私の町にはラピュタファームという素敵な農家レストランがある。


大が原というちょっと町の奥深く、梨やぶどう畑の中にあるレストラン。


野菜中心のランチバイキングが人気で、土日ともなれば順番を待つ人達で町の最果てにちょっとした人群が出来る。


もともと、同じ町の果樹農家仲間だし、社長は私の2こ先輩。


いろいろとお世話になっている。


朝方電話があった。


「山芋の件やけど・・」


あ。





少し前、山芋の加工の問い合わせがあった。


山芋は通常、山に入っていってツルを突き止めてひたすらに掘る。


50cmも1mも掘る。


これはかなりの重労働。


近年、楽チンに山芋をつくる方法が開発された。


少しカットした塩ビのパイプに種芋を植えて斜め向きにして土に埋める。



芋が出来てからパイプ毎掘り出し収穫する。



パイプ芋と呼ばれたりもする。


なんら山芋とは変わらないが、パイプに沿って肥大するので側面がパイプの形になってしまう。


このパイプ芋を作っている会社がある。



この辺りの炭坑関係の会社で、炭坑跡地の有効活用として山芋の栽培に取り組んでおられる。



炭坑関係の企業が公害だけ残して去っていった筑豊にあって、そこに根ざして地域振興をしようと奮闘しておられる。



何かお手伝いしたい。



ラピュタファームは思った。



そうだそうだ。私もそう思い、とにかく考えてみることにした。



私は元々加工の専門家ではない。



アナタの専門は何ですか?この質問が一番キツイ。


今のセクションからいくとマーケティング、ということになる。



山芋を販売しようとすると、長いまま販売するのが一番良いのだが、あの長さ、あの脆さである。


掘り出し中に折れてしまうモノもあれば、売り物にならない形のモノもできてしまう。


これを有効活用したい。


何にするにせよ、長期間保存するのであれば原型では難しい。




生のままだと腐ってしまうので、?摺ったものを冷凍、?フリーズドライでコナコナ、の2種類を考えてみた。



冷凍は家の冷蔵庫でも可能であるがフリーズドライはちょいと厄介。




うむむむむ。



あ。




そうだった。




私の所属は食品流通部。



食品加工・流通と経営マーケティングのセクションがある。



そうそう。食品加工の人達に聞いたらなんとかなるかもしれない。




フリーズドライってどうやるの?



「まず乾燥したい物を氷点下に凍らせて、それを密閉した部屋で減圧していくの。一定の気圧まで減圧して今度は少しだけ対象物を暖めると氷が昇華しやすい条件になって、水分だけが取り除かれていくんよ」



はは~ん!PV=nrTの理屈やな!と半ば当てずっぽうで言うと



ワケ分からんこというな、という視線を一撃。





あれれ、高校の時化学でならったやろ。ボイルシャルルの法則とか気体の法則とか何とか・・・。大ハズレではないと思うんだけどぉ・・・。


ちゃう?




「やってみる?」



え?できるの?



「ウチにあるよ。真空凍結乾燥機。」




なんだなんだ!それを早く言えよ!



いいじゃん!この職場。すげー秘密兵器が普通に置いてある。



さっそくやってみた。



ただし、少し時間がかかる。



なるべく表面積を大きくした方が昇華が早まるそうなので、2つのトレーに山芋20cmほどをスライスにして並べた。



機械に入れたのが午前11時。




そのまま忘れていた。




夕方になって食品加工から電話



「しましまさん、もういいみたいですよ。出してみますか?」



おっとそうだった!



行ってみると、山芋のスライスはカラカラになってスライス同士叩くとカラカラっと乾いた音がした。



それを粉砕器で粉にしてジッパー付きのビニルに入れたら出来上がり。


あら。結構簡単に出来たわね。




あんまり簡単に出来たもんだから、数日の間ブツのことを忘れていた。







そしてラピュタからの電話で思い出す。




あ!出来てますよ。



少し器に入れて水で戻すと元通り。食えるかどうかはちゃんと実証しておいた。




一応、筋書きが1/3。



これからが大変!どうやってこれを商品化するか、なのよ。





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土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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