--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009-01-27

重症

仕事で上京している。

夜は友人に会うことになった。

約束の時間まで少しあるから走ってみるか。


こういういい方をすると、さも偶然できた空き時間にジョギングをあてた感じだが、東京くんだりまでウエアとシューズを担いできたあたり、走ることは既に必然なのである。

ちゃ~んと走るコースも設計してきている。

ホテルを出て浜松町方面へ走りはじめると、さすがは大都市、人が多くで走りにくい。

駅から離れるとともに人の数は疎らとなった。


芝浦四丁目を右折し、2ブロックほど行くと海浜通りに出るので右折し、レインボーブリッジを拝みながらすすむ。

天王洲アイルを貫通して、なんとかいう交差点を右折したら品川駅あたりに戻ってくる。


約10キロの行程。



約50分の快適なジョグ!のはず。


天王洲アイルを過ぎたあたりから曲がるはずの交差点を逃したようだ。

何せ、交差点の名前がわからない。

実は、せっかくGoogleやらなんやらを駆使して作った地図をホテルに忘れて来てしまったのだ。


私はかなり高い頻度でこの類の失敗をする。

その都度、大反省をするのだが、もう性分というか染み付いてしまっているのか、一向になおらない。

海外旅行に行くのにパスポートを忘れたり、結婚式に行くのに祝儀を忘れたり、いつもそんな調子なのである。


わー!忘れたー!となってから何とかしようとして、出来る限りの努力をする。
人に少なからず迷惑をかけながらも何とかなる。

そしてこう思うのである。

「済んだことは仕方がない。大切なのは起こってしまった問題にどう対処するか、なのだ」

と。

ある人がそういう私に言った。

「君は、そういう世の中というか身に起こることをナメているね」

そうかもしれない。
なめているのだろう。


しかし、こういつもかつも問題が頭をもたげてきては身がもたない。

やはり、最大の防御は「そこにいないこと」である。

なるべく問題を起こさないようにするのが本当の人生名人なのだろう。

そうだそうだ。




今更悟ったところで、品川駅への道がわかるでなし。


駅の標識があったので見ると青物横丁。


それは私にもわかる。

行き過ぎですね。


ストップウォッチをみると走りはじめて既に1時間近い。

信号待ちの時間は除いてきたからかなりの時間が経った。


…ヤバい。

待ち合わせに遅れてしまうではないか!

焦るも、走って帰るよりほか術は無し。


お巡りさ~ん!

パトロール中の本官さんに品川駅までの道を訊ねてみた。

「品川!」と大きな声で言った後、少し間を開けてから道を教えてくれた。

最後に「走って行かれるんですか?」と付け加えるところからして、あまり近くはないのだなと察した。

しかしまあ、方向が定まったのだからいい。


その後、もう3人に道を訊ねてホテルにたどり着いた。

待ち合わせには何とか間に合った。


俺っていつもこうだな。


ホテルに置き去りになっていた地図を広げて、実際に走った道を確認してみると、鮫洲の先までいっていた。走った距離は約13キロ。

地図を忘れたことでいつもより余計に走れたな、と思うあたりがなんとも重症なのである。
スポンサーサイト

2009-01-24

土曜の午後

雪が降っていた。でも、私が起きた11時にはすでに消えていた。


昼食を食べて娘を水泳教室に送りがてら、泳いだ。

あまりガンガンいけるカンジではなかったし、サウナで会った知り合いと話が盛り上がったしで1500mながして上がった。


上がってから着替え、家まで走って帰る。



娘は一緒に来ていた妻に任てGO!


約8キロ。


小雪がちらついていたが、気持ちよかった。



上り坂はダッシュという約束を自分としている。


キツいが、やってりゃそのうち慣れるだろう。



家に帰り着くと父が腕で×印を作って私を迎えた。


帰ってから、父のトラクターを借りて畑を鋤くことになっていた。


バッテリーが上がっているとのこと。


それでは仕方がない。トラクター出動は明日にして、今日は先週刈った草を畑の外に持ち出そう。


フォークを持って畑へ。



草だけなら良いのだが、ツルやセイタカアワダチソウの茎棒がたくさんあるので、これをトラクターで鋤くとロータリーに絡まって進まない。


そういうのをひっかき集めて畑の外に出す。


葉っぱや草は土に混ぜて新たな命になってもらうからそのまま。



一所に集め終えたところで父が現れ、枯れ草に火をつけた。

写真


そのまま積んで堆肥にしても良かったが、焼いてしまうと何というか、スカーッとする。


「にんじんを作るから畑を貸して」


そう父に言って使ってない畑の草を刈った。



最初は「また変なことを言い出したな」と半信半疑だったようだが、割に真面目にやっているのを見て、気になり始めたようだ。


夕方からまた雪が降っている。


明日予定されていた廃品回収は雪で中止になったことだし、雪が止んだら畑を鋤きに行こう。


写真
コチラは草を刈る前


写真
草刈りして草を外に出したところ。よくわからないが、鋤くと畑らしくなるだろう。


少しずつだが、やりつづけていれば形になるだろう。


さ、夕飯だ。

2009-01-22

モチラン

今日はちょっと違うコースを走ってみよう。


あらきちゃん発案、モチランコース。



ウチの職場から学業の神様、太宰府天満宮まで約4.5キロ。


往復すると9キロになる。


職場周辺で少し遠回りをして県道78号線に出る。


そこから真っ直ぐ原交差点を通過して少し行くと、なだらかな上り坂がだんだんと険しくなっていく。



当然の事ながらピークを過ぎると下りである。


右手に九州国立博物館を見ながら坂を下っていき、セブンイレブンの信号を右。


小道をまーっすぐ進むと太宰府天満宮の参道に出る。


ここまでが約6キロ。



右手に梅ヶ枝餅屋さん。

写真


はい!ここでイベント。



すんませ~ん!梅ヶ枝餅一つ下さ~い!


ポケットから100円玉と5円玉を出し、お店の人に手渡す。



焼きたて梅ヶ枝餅アツアツハート達(複数ハート)

写真

写真


普通、梅ヶ枝餅は焼いてからセロファンにくるまれるので、中で蒸れてやわやわになる。


これはこれで旨いのだが、焼きたては外側の皮がパリパリっとしてこれまた旨い。



今日はこれをやろうと昨日から決めていた。



夕方4時くらいから腹が減って仕方がなかった。


あんまりひもじいもんだから、3階の食品加工セクションに行ってなんか恵んでもらおうかとまで思った。


しかし。



しかし、ガマンして良かった。


だいたいこの辺のお店は6時に閉まるので、5時半に職場を出てからの6キロを30分以内に走らなければならない。


なんとか間に合った。


梅ヶ枝餅うま~い!


走ってきて餅を食うからモチラン。


走ってきた3人で餅を一個ずつ。きゃっきゃきゃっきゃいいながら食ってまた帰路へ。


帰りは遠回りせず真っ直ぐに帰るので約5キロ。




すっかり暗くなった帰り道、良いにおいがした。



梅ヶ枝餅ではない。



なんというか、私の本能をくすぐる、いやぐわんぐわん揺さぶるいい香り。



えらく精錬された若い女性。



年の頃は20代前半。


こんな田舎道にどういうわけだか綺麗なおねーさん。



太宰府天満宮の周辺には女子大が3つか4つあって、この周辺に下宿していたり、太宰府駅を利用して通学している女子大生さんがわんさかいる。



あらハート達(複数ハート)



このコースいいじゃな~い目がハート



モチラン with scent of womanざます。


毎週走りましょう!決まりダッシュ(走り出す様)

2009-01-22

楽しみ

検査結果に気をよくして、今日は焼き肉。


3月の第一土曜日に開催される県庁がんばろう駅伝大会。


毎年200とか300のチームが鎬を削る駅伝大会である。


今日はその大会の小屋入り。



今週から毎週水曜日に記録会をする。


本番は1周1.6キロを一区として7周する。



去年は3チーム掛け持ちで死にそうになった。



今年はフルマラも走ったし、去年よりは調子がよい。



今日は雨で記録会は中止になったが、友人と二人、小雨のなかで走ってみた。



記録会は2.1キロのコースで行われる。


これを8分で行ければ、本番は6分切れるらしい。



いきなりそれをやるとしんどいので、今日は折り返し地点までを4分以内で通過することを目標にした。



マラソンと違ってこのくらいの距離が一番きつい。


最初から最後までゼーゼーのひーひーである。



きっと体にも良くない。


友人のペースについて走ってみた。



やはりきつい。


目標はクリアできたがこれを少しずつ伸ばしていって、最終的には2.1キロを8分以内でいけるようにする。


さて、どこまでいけますかお楽しみ。



今夜のお楽しみは、焼き肉。


にく!にく!にく!



参加者の名前を幹事が確認しているのを見た。


参加者は管理職がやたら多い、飲み会としてはあんまり面白くなさそうだ。



でもそんなことはどうでもいい。


にく!


俺は肉を食う!



焼き肉を食べた。車なので酒は飲まない。


私は人生、酒なしでも生きていける。



ぷっは~!


満腹満腹。



食べるって楽しい。



明日からまたがんばろ。

2009-01-21

昨日は検査結果に気をよくし、帰りにお宝やのちゃんぽんを食って帰った。


気をよくしていたので、大盛り。


気をよくしていたので、特製である。



うまかった。



今日からまた、やるかな。



やる気まんまん。



夕方いつも一緒に走っている方は、奥様が風邪なので走られない。


そうか。今日は1人で走るか。


そういうこともあろうかとアイポッドシャフル持ってきた。聞きながら走ろう!


5時15分。



終業とともにコップと急須洗って、走る準備をしにいこうとすると、携帯にメールが来た。


「今日はだれか走りますか?」


お。あらきちゃん。



彼ともよく一緒に走る。彼は暮れに青島マラソンに出場した。マラソンから帰ってきてからというものやたらと走りだした。ここにきてやたらと調子が上がってきた。



初めのうちは、世間話をしながら抑え気味に走る。


3キロ当たりから互いに無口になる。


そこからが腹の探り合い。



今のペースで相手がキツいのか余裕があるのかがよくわからない。その辺を探りながら少しずつペースを上げていく。

全行程9.3キロ。


折り返しを結構いいタイムで折り返した。


先週、1人で走った時は47分40秒だった。今日はその時のラップタイムより何秒か早い。



先方もそのことには気付いているようだ。



後半、仕掛けてきたのは彼から。



ペースを上げてきたが、追いつけないスピードではなかったのでそのまま付いて走った。



さらにペースアップ。


やるな!しかし離れない。



彼も調子いいが私も絶好調なのである。



直線が終わり、最後の登り坂へ差し掛かったあたり。



「降参です。疲れました」


勝った!


でも、私もそう思っていた。ただ口にしなかっただけ。



その後の坂道はさすがにきつかったので行けるところまでがんばって、彼に先を譲った。



46分50秒。私は10秒遅れでゴール。



整理体操とかストレッチとかそういう余裕なし。


到着即へたり込んでしまった。



わはははは!キツいよ!あらきちゃん!


わはははは!



もう、体は死にそうなのだが何とも気持ちいい!



・・・。



おれ、M?









2009-01-19

新たな戦いのはじまり



あれから2ヶ月。


家まで走ってみたり、断食したり、フルマラソン走ったり。


朝飯を抜いてにんじんジュースにしたりといろいろやってみた。


全ては今日のために。






夕方、仕事が済んでから病院に向かった。



病院に着くとまず採血。


採血してから結果が出るまでに1時間ほど時間がかかる。



待ち時間、特にすることもないので昨日まであっていたセンター試験の生物を解いてみた。


問題が難しくなったのか、俺がばかになったのか。



まちがいなく後者だな。



「しましまさ~ん、診察室へどうぞ」



カーテンをくぐると、同級生の彼女。



「痩せたね!」


そうやろ、けっこうがんばった。おれ。



「すごいよ。いいよ、結果」


「ヘモグロビンA1Cもいいし、血糖値も低いし、コレステロールも下がったし・・・」



持病の尿酸値も今までになく下がっていた。



これまでやってきたことをひとつひとつ話すと、彼女は検査結果と私の顔を交互に見ながら感心していた。


体重が減ってからマラソンを走ったら想像以上に気持ちよかったことも伝えた。


「ホント、いいよ。このままの状態を続けてね」


治療は要らない?


「うん、薬は要らないね。どうする?」


定期的に診てもらおう。そっちのほうが、俺も緊張が続いていいから。


「そうやね。そしたら2ヶ月後に入れておくね」



結果は全て正常値の範囲だった。


この状態をどのくらいキープできるか。



これが私の新たな戦い。



歳を重ねるごとに代謝は落ちていく。いつかはまた、エネルギー収支が崩れる日が来るかもしれない。




まあ、今日はね。自分を力一杯褒めてやろう。



そして日々変わりゆく自分に付き合っていこう。


心と体に語りかけていこう。



また。


明日から。


※写真は指宿菜の花マラソンのオフィシャルサイトで見つけた。

2009-01-18

楽しみ

朝飯食っていません。

毎朝、にんじんジュース。それだけ。


でもこれ、にんじん毎日2本要るので結構金額かさむ。


一日2本で月60本。年間720本。


・・・・。


作るか。




昨日、近所の保育園に吉田俊道さんが講演に来ていたので遊びに行った。


近くだからお邪魔しますよ。


「それじゃ、ぼかしの作り方実演しましょうか。しましまさん米ぬか持って来られますか?」


米ぬかを肥料袋2袋に入れて保育園へ。


吉田さんの講演が終わって、


「今日は友人で農業改良普及員のしましまさんが来ていますので、今から手伝ってもらって元気野菜に必要なぼかしの作り方を実演したいと思います。」


唐突に実演会スタート。

シートの上に米ぬかを広げて、菌類と糖蜜を溶かした液をジョロでかけ、講演を聴きに来たみんなでもみほぐす。


はい、これでできあがり。今は寒いので家の中でコタツや布団のなかで温めて菌の増殖を促します。


これを生ゴミや土に混ぜ、元気な土を作る。


元気な土に出来た野菜は元気な野菜になる。


持ち帰りように私が持ってきたビニール袋に詰めて持ち帰った。


ただでは申し訳ないからと、みんな私に100円ずつくれた。


私の手元には100円玉が10枚。


あら儲かった。



ショバ代として私の本を1冊保育園に進呈した。



ぼかしも出来た。


今日からにんじん作りを始めよう。



何も植えていない畑が一枚。ここにするか。



まずは荒れ地の開墾。


今日は草刈り。


1人では寂しいので、娘を口説いて連れて行った。

セイタカアワダチソウや葛のツルが絡まって困難をきわめたが、やってりゃ終わる。

雨が降りそうだったが、作業中なんとかもってくれた。


2時間で終わった。


来週はトラクターで鋤こう。


少しずつ、やっていこう。


また楽しみが増えた。



2009-01-14

書き初め

朝飯食っていません。

毎朝、にんじんジュース。それだけ。


でもこれ、にんじん毎日2本要るので結構金額かさむ。


一日2本で月60本。年間720本。


・・・・。


作るか。




昨日、近所の保育園に吉田俊道さんが講演に来ていたので遊びに行った。


近くだからお邪魔しますよ。


「それじゃ、ぼかしの作り方実演しましょうか。しましまさん米ぬか持って来られますか?」


米ぬかを肥料袋2袋に入れて保育園へ。


吉田さんの講演が終わって、


「今日は友人で農業改良普及員のしましまさんが来ていますので、今から手伝ってもらって元気野菜に必要なぼかしの作り方を実演したいと思います。」


唐突に実演会スタート。

シートの上に米ぬかを広げて、菌類と糖蜜を溶かした液をジョロでかけ、講演を聴きに来たみんなでもみほぐす。


はい、これでできあがり。今は寒いので家の中でコタツや布団のなかで温めて菌の増殖を促します。


これを生ゴミや土に混ぜ、元気な土を作る。


元気な土に出来た野菜は元気な野菜になる。


持ち帰りように私が持ってきたビニール袋に詰めて持ち帰った。


ただでは申し訳ないからと、みんな私に100円ずつくれた。


私の手元には100円玉が10枚。


あら儲かった。



ショバ代として私の本を1冊保育園に進呈した。



ぼかしも出来た。


今日からにんじん作りを始めよう。



何も植えていない畑が一枚。ここにするか。



まずは荒れ地の開墾。


今日は草刈り。


1人では寂しいので、娘を口説いて連れて行った。

セイタカアワダチソウや葛のツルが絡まって困難をきわめたが、やってりゃ終わる。

雨が降りそうだったが、作業中なんとかもってくれた。


2時間で終わった。


来週はトラクターで鋤こう。


少しずつ、やっていこう。


また楽しみが増えた。



2009-01-12

心と体の隔たり~指宿菜の花マラソン~

宿は会場から1キロほどのホテルだった。


スタート地点にはホテルから海岸線を15分ほど歩く。



快晴でないまでも心配していた天気も保ちそうだ。


昨日から寒波で寒いわ、台風みたいな風がびゅーびゅーふいているわで、走る時のコスチュームをあれこれ悩んだが、長袖Tシャツにゼッケンを付けたシャツを重ね着することにした。下は踝までのスパッツ。


雲間から神々しく日の光が射しているのが見えた。

写真

いい感じじゃないか。がんばろう。そういう気になる。


会場に着くと参加者に振る舞うのであろうサツマイモが薪の釜で蒸されていた。これだけあると周りが暖かい。


写真

芋をふかしておられるのは市役所の職員さん達なのだそうだ。


こういう地域を上げての歓迎がたまらなくツボに入ってしまう。


ありがとうございます。がんばるからね。



荷物を医療テントの裏に陣を構えて準備運動をした。


スタートは9時ジャスト。


20分前になった。


トイレにも行ったし、準備運動もした。シャフルも装着したし、靴ひもも結びなおした。


さ、行くかね!



友達とスタート地点へ。


友人はこのレースで何度か走っている。


「前の方に行かないとスタート地点までにかなり時間をロスをするし、走り始めてものろのろでしか走れないよ」


後ろの方からスタートしたら5キロまで35分かかったこともあったという。


スタート地点に到着すると既に大勢の人たちが並んでいた。「3時間以内」の表示より少し前の歩道にいると、どんどん詰めてくる群衆の圧力によりうまいこと道の真ん中あたりに滑り込めた。


写真

もう、満員電車以上に密着。これだけ密着していると暖かい。


まぁ、人肌のぬくもり・・しあわせハート達(複数ハート)


私達の前には女性が二人。手のやり場に困る。


ここはサブスリーのスタート地点である。


見回すと「あたし、今回が初めてのフルマラソンなの~」なカンジの人も結構いる。


私も4時間以内が目標なんだから、もう少し後ろにならぶのが順当だが、こういう人たちを見るとちょっと自責の念が薄らぐ。



アイポットのスイッチを入れ、音楽を聴きながらボルテージを上げていく。


主催者挨拶やら注意事項やら言っているがもう聞こえない。



スタート。



直ぐに群衆は動き始めた。



思ったよりもばらけたので人を捌きながら走った。



お。結構走りやすいし悪いペースじゃないぞ。



前に並んだ甲斐があったというものだ。



混雑に紛れて友人とは直ぐにはぐれてしまった。



昨日行きがけに友人から話は聞いていたが、大きな登りがある。

そこを上り詰めて少し行くと5キロ地点である。


これまで私は走る時に時計を持たないことが多かったが、今回は4時間を切りたいという目標があるので、前日に時計を買った。


表示がでっかいデジタル時計。



デカいデジタルの文字盤を見ると25分。


あら!ツッコミすぎた!



前日、息子とマラソンの話をした。


「お父さん、どのくらいで走ると?」


息子が私に感心を持つのはめずらしい。丁寧に答えた。


最初の10キロはキロ5分30秒で行って、その後の20キロはなるべく5分に近づけるだろ、5分15秒くらい。その後、30キロ以降の12キロは6分で行くんよ。そしたら合計どのくらいになる?



「そうやね、4時間は240分やき、4時間切れるね」


息子が本当に計算したのかは疑わしいところなので、自分でも声を出して計算してみた。


5分30秒×10・・・ 55分
5分15秒×20・・・105分
6分×12   ・・・ 72分

合わせて232分。3時間52分やろうが。



「そうなったらいいね」


息子が言った。






5キロ25分ということは5分ペースであるが、時計を見た時にどういうわけだか勘違いをして、キロ6分と計算してしまった。


あらら、やはり最初の混雑でペースを押さえられてしまったか。でもそれほどでもなかったがな、と頭の中で問答を繰り替えしていると、ひょいと友人が現れた。


「5分ペースやね。良いペースよ」



この友人は3時間30分から40分のタイムを持つ。


当面の目標は3時間半を切ること。



もう先に行っていると思っていたこの人が後からやってきて「5分ペース」と言っている。


あ。25÷5は5か・・・。



昨日、息子と立てた計画よりかなり早いペースだ。



走ったものは仕方がない。はじめっから走り直す訳にもいかないし、別にキツい状態ではないのでそのまま行くことにした。


このレースの最大の魅力は地域を上げた歓迎ともてなしである。


朝見たサツマイモの炊き出しもそうだが、道々に多勢の人たちが応援をしてくれている。


それはもう、九州横断駅伝とかプロが走っているレースを思わせるほどの大勢の人たちが「がんばって~!」と手を振って応援してくれている。

和太鼓やドラムを叩いて応援している人もいた。


公式のサプライポイントは所々に設置されているが、それ以外にも地域の人たちが飴や芋、チョコレートなどを手渡してくれる。


ちっちゃな子達がちゃんとお盆に載せて差し出してくれているのである。


ありがとう!ありがとう!


もらわなくても見ているだけで元気がもらえる気がしたので、手を振った。

写真

それからコースの至る所に菜の花が植えられ、どこも満開で綺麗だった。

レースに会わせて前々から準備してくれてたんだろうな。


ありがとう!ありがとう!ありがとう!


畑を眺めて走っていると、そらまめやレタス、にんじんなどが栽培されていた。


指宿はそらまめの産地だったな。





最初にカンロ飴をもらった。


大きなあめ玉を口に入れ、右のホッペから左のホッペに移動させながら少しずつ溶かして食べた。


この作業を少し怠っているとホッペの内壁がしわしわになってそこをなめると甘い。


少し経って黒砂糖をもらった。飴がまだ残っていたがそれは左のホッペにしまって、先に黒砂糖をなめた。


俺ってハムスターみたいだ、と1人で笑った。


10キロ地点で時計を見ると50分。


お、ペースが落ちていない。このまま行ければもしかしたらもしかするかもしれないぞ。少し楽観しながらも応援の人たちの差し出す物が気になる。


さつまいももうまそうだった。


口の中にまだいろいろ入っているので何度かパスしたがガマンできずに頂いた。


おいしい!やっぱり鹿児島!さつまいも!


カンロ飴と混ぜて食べると芋羊羹の味がした。


坂を越えると前がぱーっと開けた気がした。雲が晴れ、青空が広がったのである。


池田湖とその先に開聞岳が聳えてのが見えた。


写真


わ~!歓迎してくれている!そう思えた。指宿の自然までもが応援してくれている。私ががんばらないわけがない。




次に口にしたのは豚汁。



事前情報で聞いていた地点はまだ準備段階だったがその後も何カ所か豚汁を振る舞ってくれているところがあった。


ちっちゃなカップでもらい、ゆっくり飲むとあたたかくてうまかったが、具がノドにつかえて咽せた。


あ、マラソン中だった。



その後も懲りもせず、空豆の茹でたヤツ、チョコレート、だし茶、バナナ、キンカン、キンカンの甘露煮と制覇していった。


取り損なったのはしることオレンジジュースと豆のお茶。


どれも美味しかった。会ったこともないただの通りがかりの私たちをこれほどまでにもてなしてくれる気持ちがうれしかった。


みなさんの暖かい心に押され、私は食った、いや走った。


20キロ地点のタイムは1時間40分。30キロ地点で2時間32分。


なんとか、5分ペースで来ているじゃないか。


35キロ地点。3時間3分。




少しペースが落ちてきた。タイムを見るとそうでもないが、足の運びが重くなったなと感じはじめた。


そこで友人が後ろから現れた。


「すげーね!早いね!このまま着いておいで!俺も分からんけど。」


あ。私の後ろにいたんだ。どこかで知らぬ間に抜かれているとばかり思っていた。



昨日の息子の声がする。がんばらなければ。


追うもすぐに振り切られてしまった。


魔物は35キロ地点で息を潜めて待っていた。



フルマラソンの折り返し地点は21キロ。



ではない。本当の折り返しは35キロ。


そこまでは普通に行けて当たり前。そこから先の7キロが地獄なのであり、精神的な折り返しは35キロなのである。


走っても走っても全く進まない。そういう感じになる。


それまでは20分~30分に一度のペースで時計を見る。


35キロを過ぎてからゴールまでは2,3分に一度のペースになっていた。


そしてその度に、まだそれっぽっちしか走っていないのかと驚く。


最後の上り坂を越えると海が見えた。


写真


40キロ地点、3時間35分。


あと2キロ。

くそう!止まってたまるか!意地で足を動かす。「お前との計画通りがんばったよ」そういうイメージを追いながら。


商店街に入った。



もう1キロ走ったかな、あと残りは・・・とそればかりが頭を巡る。


もう1キロ走ったはずだ、と思った地点と「あと1キロ」という表示との時間のズレが私の中での心と体の隔たりである。


気持ちはもう1キロ走ったぞというが、足はそれに追いつけない。



こうなりゃ気持ちで体を引きずっていくしかない。



陸上競技場が見えた。


そうか!もうちょっとだ!


陸上競技場のトラックにはいると後は菜の花に向かって走る。走る。走る。


顔は笑っていた。


ははははは!ゴールだ!


自分の時計を見ると3時間47分27秒。

写真

ゼッケンに仕込まれているICチップを手渡そうとしたが思うように体が動かない。なさけないが、ボランティアの女の子にとってもらった。

写真


楽しい42.195キロが終わった。

写真


楽しかった。

友人は私より1分ちょい早くゴールしていた。


「早かったね!35キロで会った時、かなりペース落としそうな雰囲気だったからもう少しかかるだろうと思ってたけど、がんばったんやね。すごいすごい!お疲れさん」


ラップタイムを振り返って見てみると、結局35キロまではほぼ1キロ5分ペースだし、その後も6分ちょいで行ったことになる。

結果、4時間は切ることが出来たのだから、息子へのお土産は出来たな。



昼食のうどんとおにぎり、さつまいもとしるこをもらい食べた。


走り終えて冷え切ってしまった体に暖かい食べ物はうまかった。

写真




車を置いているホテルに歩いて戻っていると晴れ渡った空と凪の海が綺麗だった。


また来ます。ありがとうございました。


温泉に浸かり、再び晴れ渡った海を眺めた。


う~!気持ちいい。温泉が体に染みていく。


いたたたた!


迂闊にも絆創膏貼っておくのを忘れてしまっていた。


・・・・。

おちちいたい。

2009-01-11

完走しました。


3時間47分41秒。目標達成。

2009-01-10

一つ目のハードル

朝、目が醒めると窓の外は雪国。

あら。

これは困ったことになった。

雪がふることは天気予報で知ってはいたが、これほど積むとは…。


明日は指宿菜の花マラソン。

今日から現地入りして一泊することになっている。

雪が降るのは週間天気予報で知っていたが、心配だったのは高速道路が人吉あたりで通行止めになること。

出発時間もそのことを考慮して午前中早い時間に決めた。

こちらの雪のことは全くノーマークだったのた。


ありゃ~。でも仕方ない。


飯塚の友人を拾ってもう一人の友人と筑紫野で落ち合うことになっていた。

私の町を出るのに苦戦。特に家から国道に出るまでの道には雪がしっかり積もっていた。

チェーンを付けていないが用心して走れば行ける。


時間とともに雪が溶けてきた。

飯塚に入ったころには道路に雪はなかった。

しかし、筑豊から福岡方面へ抜ける峠は軒並み通行止め。

通れるのは八木山峠ただ一つ。

少し遠回りになるが仕方がない。


八木山峠も雪深い高原だがどういうワケだか、今日は大丈夫だった。

福岡側に下りると、山肌には白が見えるが道には雪など全くない。

約束の時間を過ぎても現れない我々に筑紫野から電話。


「今、篠栗」

と告げると、なぜそんなところを通っているのかやたらと不審がっていたが、雪などみあたらない筑紫野にいれば、訳が分からないのも無理はない。

1時間遅れで筑紫野と合流。


高速道路では、雪が降ることはあっても、通行規制はなかった。

指宿には3時に着いた。

予想に反して晴れ間が覗いていたが、強い風が吹いていてかなり寒い。


確かここ、南国鹿児島ですよね…。



会場で受付を済ませ、ホテルへチェックイン。


指宿といえば砂蒸し風呂である。


ふぁ~!


スコップで浅く掘られた穴に横たわり、砂をかけてもらう。

下の方からじんわりと暖かくなって、体から汗が噴き出してくる。


15分ほどが適当だというので、ガメラが地中から這いだすように起き上がった。

あんぎゃー!


温泉にもつかってチャージ完了!

明日はいけそうな気がする。

2009-01-07

オチない話

同僚のさえきさん。
隣の机に座っている先輩。

いつもピンチになると助けてくれる頼もしい先輩。


今日は会議の延長で飲み会。


最近はめったに無いが、ごく稀に業務として英文を書くことがある。

話題が英語の話になった。


ビールジョッキーを置いて、さえきさんが話をはじめた。


この人も時折プールで泳ぐ。



ある日のこと。

プールのサウナに入っていたら、金髪のすげー美人の外人さんが入ってきた。


あ、この人は今、ウチの町に来ている英会話の先生だ。

そういえば嫁さんがバイト先のコンビニで、教材で使う風な家族写真をカラーコピーしてる彼女を目撃したって言ってたな。

よし、せっかくだから話しかけてみよう。


よし、妻が目撃したカラーコピーのねたで入ってみるか。

自分が持っている英語力とジェスチャーをフル回転させて、この間、コンビニで家族の写真をカラーコピーしているあなたを妻が見たって言ってましたよ、と話しかけた。

話している間、彼女は時折相づちをうっている。





ひととおり話が終わると、彼女は人差し指と中指で何かをすくい上げて口に運ぶジェスチャーを繰り返しながら答えた。







「オソバガイチバンスキデ~ス」


br />

さえきさんと彼女のコミュニケーションを見ていたおっさんがさえきさんに一言。


「にいちゃん。英語勉強せななー」


ははは!さえきさんスキ!

2009-01-06

体がかるいの

夕方、仕事が終わってから職場の友人と10キロ走った。


別にペースを上げたつもりはないのだが、隣で友人がハアハア言っている。


お?


「調子いいねぇ!」


そう言われながら少しわかってきた。



断食の効果だ。



最後の登り坂に入った。


私は坂道が苦手だ。


坂道に入った途端にペースダウンする。


お?



体が軽いぞ!坂道を駆け登るのが気持ちよかった。



一気に登ると後ろに友人は居なかった。


この友人、50歳にしてフルマラソンを3分半で走りきる男。



週末のマラソン、いけるかもハート達(複数ハート)




年末年始の食わぬ養生会の時に院長先生から「プチ断食」の話があった。


プチ断食。


これを菊池から帰った翌日から続けている。


今日で3日目になるが何のことはない。



昼飯と夕飯は普通通り食う。



朝を食べないのだ。


こうすると、夕飯を19時に食べたとして翌日の正午までの17時間絶食したことになる。


朝飯を食わない!



これはかなり抵抗がある。



早寝早起き朝ごは~ん!


今、国を挙げて子供に朝ご飯を食べさせる運動を展開中である。


まぁ、食べましょう!って声をかけられたくらいで食べるようになるんだったら苦労はしないのだが、それは子供の話。育ち盛りの子供が朝御飯を抜いてはいけない。


しかし、健康診断の結果と眉間にしわ寄せて睨めっこしているオーバー40のおっさんとなると話は別。


朝ご飯を全く食べないとさすがにしんどいので、朝ご飯の代わりににんじんジュースを飲む。にんじん2本とリンゴ半分。


ジューサーでジュースにして飲む。


わざわざ電気屋でジューサーを買ってきた。


固形物が多いと胃腸が働くので、そういうのは濾して飲む。


後は食事以外に間食をしないこと。


このくらいなら私にも出来そうだ。


やってみよう。月末の結果が悪ければ投薬による治療しかない。


3日くらいで効果がでるのだろうか。


年末からこちら、結構走っているからその影響かも知れないぞ。


しかし、この位のペースで走り込んだことは何度もある。


年末年始の断食とその後のプチ断食。

効いてきたようだ。


「必ず体重が減ります。そして健康診断の数値がよくなります」


今はこの一言にすがってみようと思うのである。

2009-01-04

最大の防御

今日は泳ぎ初め。


時間があるのでその前にプールと併設のスポーツジムで少しジョグをしよう。


トレッドミルで走った。


40分ばかし。


適当にプログラム選んだら、ぐわーんと床の傾斜がマックスになった。


おいおい!転げ落ちるって!



何とか体勢を保って走ってみた。


次は速度が一気に速く。


おわー!助けて~!


そういうピークが4回ほどあった。


30分のプログラムを何とかこなしたが、汗だぐ。



スゲー目にあった。



時計を見ると約束の時間。



お。


プールへ行き、馴染みのスタッフに年始のご挨拶。


更衣室に行って着替えていると、友人が入ってきた。


おめでとうございます。今年もヨロシク。


昨年、「食の達人祭」をやった時のスタッフ仲間。



忘年会の時に話の成り行きで、新年会は泳ぎ初めをしてからやることになっていた。



プールで2キロ。


1時間ほど泳いだ。


それから焼き肉屋へ。



この約束をする時は断食のことは意識していなかった。


断食するんだったら焼き肉なんて食わないのだが、約束だから仕方がぁーない。


食ったら戻るだろうな、体重。



でもね、食わなきゃいいんだよ食わなきゃ。



・・・・・。




それ無理。



食うよな~。


目の前でじゅじゅーっと良いにおいさせてさ。




ま、これも行ってみないと分からない、か。


車で店に向かった。


食うのは良いとしても飲むのは止めておこう。そっちは自信がある。


でも、肉食うと一週間後のフルマラに差し支えるだろうな。



でも食わなきゃいいんだ食わなきゃ。そうそう、食わなきゃな。


店に到着。




店ののれんをくぐった瞬間、私の決意は固まった。



食う!



うわ~うまいうまい!おいしいね。焼き肉。



あ、炭水化物食べとかないとね、石焼きピビンバもってきて!



うは~食った食った。



・・・・・。



そうなると思ったんだよね~。




道場の生徒達に言ってたっけ。



最大の防御は、攻撃ではない。



そこにいないことだ、と。




食い物への執着がかなり薄れたとはいえ、目の前に焼いている肉があれば食う。



ま、一喜一憂してないで、明日からまたがんばろう。



今日は走ったし泳いだし、よし!



いいって事にしよう!







そういうことにしておいてくれないかなぁ・・・

2009-01-03

聖地参拝と収支

我らの聖地といえば、あの精霊達に抱かれて今も缶コーヒーが眠る霊山。(天気と食は西から変わる 商人)



昨年は厄年だったが、大した怪我や病気もなく、事故など、さして悪いこともなく過ごすことが出来た。


昨年の正月、厄除け祈願をしてもらった。あの山で。


今年も後厄だし、去年のお礼も兼ねてまたお願いしよう。


高校の時の同級生4人で山の麓にある駅で待ち合わせ。


12時に集合して、駅前の食堂で鯉料理を食べよう。

そう決まっていた。


ありゃ~。俺、断食経験してからなるべくそういうの食べないようにしよう。食への執着もなくなったからそれでいこうという気になったのに。


でもね、しかたがない。


前から決めてたから。


でも、今そういうの食っても大丈夫なのだろうか。


断食の後の胃腸の経過からして、ほぼ普通と変わらないようだし、鯉、いいだろうハート達(複数ハート)


インカムは決まったが、ちょっとエクスペンス作ってみるか。




調子も良いことだし、ちょっと走ってみよう。



家からその駅までが約17キロ。


時間にして1時間30分くらいか。そんだけ走ればいいな、鯉食っても。


朝、10時5分に家を出た。


隣町との境にあるトンネルをくぐると、元旦に降った雪の白がぐっと濃くなった。


お。


空気の雰囲気が変わったな。


写真

時計は見なかった。景色を眺めながら走った。



いいな~。聖地に近づくにつれ、あの神聖さを帯びた清らかな空気の香りを感じた。



気持ちよく走ることが出来た。

写真


駅に着いたところで時計を見た。


11時33分。


なかなか良いペース。


駅のトイレで汗を拭き、背負ってきた着替えに着替えた。


食堂で鯉こくとあらいの定食を食った。



断食しようが何しようが、うまいものはうまいのである。


写真


神社までは雪が積もった石の階段を登っていく。


社務所で申し込んで去年と同じようにお払いをしてもらった。


御神酒と羊羹とお札をもらい再び石段を下りようとした。


「まてまて!この石段、雪が積もっているから危ない。登りは良いとして下りはな・・・。」


友人が渋るので、モノレールで降りることにした。
写真


何年か前に設置されたが、乗るのは今回が初めて。


このモノレールが出来て観光客が結構増えたそうだ。



参拝なんだから足で登りゃいいのに、と思っていたが足が悪くて登れなかったりする人も参拝できるんだし、これもありなのかな。


窓の外に広がる絶景をぼんやり眺めながら思った。


茶店に寄って甘酒を一杯。


おいしいね。昨日飲んだ甘酒を重ねた。



ゆっくりとした時間。


こういう時間の過ごし方も良い。



「おまえ、帰りも走って帰るの?」



あ。


いや。



・・・・車乗せて。







2009-01-02

やってみないとわからない

何でもね、やってみないとわからないんですよ。

「正月に断食」というと誰もが「またそんなばかなことを…」と返ってきます。

やったことないはずなのに、漠然とした、何かこう、恐れというか不安というかそういうものを抱くんでしょう。

別に経験から出てくる忠告ではないんです。やったことないんだから。


人間、二通りいます。何も考えずにまずやってみるばかと、何かをやる前にしっかり考えて行動に移す人。

子供の頃から、だれもが「しっかり考えてから行動しなさい」とことあるごとに言われてきたでしょう。

学校の先生やお父さんお母さん。上司や先輩。


危機管理という視点からすれば、間違いではない。


でも、人間って考えると自分の安全を確保する方向に指向が進むようになってるんです。


考えて、考えて考えて考えて考えてやる前にあきらめる。

またはあきらめる前に死んでしまう。




断食?食べられないんでしょう?酒もナシ。


それ全然面白くない。


でもやってみないとわからない。

よし、行ってみよう!


やってみると自分の体が、心がどうなっていくのかがわかるはず。


この3日間のことを文章や映像で理解してもらおうというのは多分不可能でしょう。


体の内面で起こっていること、心が感じることだから、全てを知るには自分で経験するしかない。

お茶を飲んでも飲んでも喉が渇く。空腹は途中で感じなくなる。少し頭痛になったりするけどあめ玉を口に入れると治るし直ぐ慣れる。頭がすっきりして思考がはっきりしてくる。食べ物への執着がなくなる。ぐっすりと眠れる。満腹では得られなかった満足感を味わうことが出来る。何よりも食べ物の有り難さが身に染みる。

なんでもやってみないとわからないのである。

ばかですか?


ばかで結構!


なんでもかんでもやってみてやった者しかわからない喜びを手当たり次第に楽しんでやる。


(食わぬ養生会感想文)



みんなで書き初めをやった。


私は「やってみないとわからない」と書いた。


「感謝」、「足を知る」、「小食で健康」、「来て良かった」

「凛」、「成長」、「生」

「己を愛し、人を愛す」、「家」


来なけりゃよかったという人は誰もいなかった。


みんな、自分が一回り大きくなったり、自分のなかで心と体の対話が出来たり、新しいものの考え方ができるようになったり、新たな思いを芽吹かせたりできたことを喜び合った。


写真
これは描かれ初め。田中博画伯



初日大晦日の夕食(食べ納め)

写真

蕎麦の実と野菜のスープ。これでしばし食とお別れ。

2日目元旦

写真

原則なし。気分が悪くなった人にはあめ玉かミカン。
3日目の朝が一番ツライらしい。起きあがれない人もいるらしい。私は朝方、走る時にあめ玉を口に入れた。この日の朝、九州は寒波に見舞われかなり寒かったが、走っていると雲間に見える青空が気持ちよかった。
写真
霜柱


3日目二日朝

朝、甘酒湯飲み一杯。心に染み渡るおいしさに一同感激。「飲み込むのがもったいない!」とか「もう少し眺めてから飲む」とか。湯飲みについた甘酒をお茶で洗って飲んでいた。

写真

最後に竹熊先生からお話。その時に庭のキンカンを一個頂いた。




3日目二日目昼食

写真


食べ初め。発芽玄米ともち粟が入ったおかゆ、ほうれん草と海苔のおひたし、おふとタマネギとわかめのみそ汁。

これで満腹になってしまった。

朝の甘酒でしっかり休んでいた胃腸が少し動き出している。といってもまだ完全ではないので2,3日軽い食事を勧められた。ちょうど家に帰り着いた頃には急激な食欲が起こるが欲望に任せてどか食いすると腸閉塞を起こしたり、猛烈な腹痛に陥ったりするそうだ。過去にバタ狂って養生園に電話してきた人がいたそうだ。「何食ったんだ!正直に答えなさい!」と詰め寄ると「ぼ、ぼた餅を思いっきり食いました。」と白状したそうだ。再びお医者の世話になるようでは本来の趣旨に逆行することになってしまう。

2,3日はがまんがまん。


気になる体重。


養生園に到着してからの問診時、57.5kgだった。


帰りがけの温泉で計ったら、

写真


2kgのマイナス!


かなり脱水がすすんでいるので家に帰って何か食えば1キロは直ぐに戻すだろう。

なんとかキープして1月10日の指宿菜の花マラソンにつなげよう。

2009-01-01

もしもの時に

食を絶って、24時間ほどすると、少しずつ体に変化が起こりはじめる。


まず、やたら喉が乾く。

これは日頃は食事でとっている水分が吸収できなくなったためである。

食事が無いのでやたらお茶を飲んでいるがそれだけではどうしても直ぐに尿として排出され追いつかないのだそうだ。


それからもう一つ。

胃や腸から吸収された糖が消費されつくし、体内の脂肪が使われ始める。

体内の脂肪が燃えるということは、即ち痩せているということ。

これは嬉しい。


しかし、脂肪が分解されるときにケトンという物質が副産物としてでき、これが体内で増えると頭痛がしたり、気分が悪くなったりする。

今日午後の温泉浴が終わったあたりから。

ひとり。

またひとり。


頭痛や嘔吐で倒れはじめた。


やべー!


この症状は、飴玉などを口に入れて大人しくしていれば治る。

私は大丈夫。


ちょっと眠くなっただけで頭痛も嘔吐もない。


朝、走ったのがいい方に作用したらしい。

どういう理屈なのかは知らない。

夜、みんなにみかんと飴玉が一つずつ配られた。

夜中、頭痛になったり、朝、立ち上がられなくなったりした時のために。

「もしもの時に。な」


明朝、走る前に食うかな。

2009-01-01

走り染め


昨日から菊池養生園にいる。

何も食ってないけど、食わないと時間が山ほどある。

朝方はまだ元気も残っていた。

寝てても仕方ないし、少し走ってみるか。

菊池養生園から孔子公園の前を通って2.5キロあたりで川に沿って左に曲がると孔子温泉が見えてくる。

あとは養生園に方角をとり、走る。

約5キロ。

雪がちらつく元旦の朝。

なかなか気持ちよい走り染め。

2009-01-01

命を活かす

命あるものを活かしていく。

新しいものを買うのは容易い。

しかし、命あるものを活かすことの大切さ。

農業は命あるものを活かしていく業。

農に関わる仕事をいただき、そのことの幸せをかみしめている。

「農学栄え農業滅ぶ」では困る。

我々の命も何百万年も引き継がれて続いてきた命。

一つ一つの命が輝いている。


命一番。



石油で出来たポリエステルのジャンバー。

羊の毛でできた上着は捨てられない。


そういう生き方がいい。

2009-01-01

食わぬ養生


2日目。

そろそろ、最後の食事からまる1日になります。

割と空腹は苦痛じゃないな。

朝、軽く5キロくらいジョグして竹熊先生の話聞いて、午後は温泉に入りました。


あの。

「食う」という事がないとこれほど間がもてないものかと痛感しています。

逆に「食う」が無いとこれほどまでに自由な時間があるね。

「作る」まで入れるとかなりの時間だよ。

夜、病院の先生の講話があるだけ。


今から何しよう…
最新記事
プロフィール

しま・しま

Author:しま・しま
土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

カテゴリ
FC2カウンター
月別アーカイブ
最新コメント
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。