2009-03-24

フェティシスト

副鼻腔炎と診断され薬を飲んでいるが、あと少しのところで薬が切れた。右90%左95%(鼻のすーすー度)。


もう一度受診することにした。




病院に着いた。


玄関から受付までを歩く間にヘッドホンを外し、顔の汗をぬぐった。


診察券を渡してから帽子をとり、ナップサックにしまった。


看護師さんが私の行動を観察しているのに気づいた。


この病院の看護士さんはキレイな人ばかりだ。


受付をしていると、看護士さんはマスクをしたまま話しかけてきた。



「走って来たんですか?」


「はい」とだけ答え、その後に継ぐ「10キロばかしね」は心の中だけで呟いた。



この耳鼻咽喉科は大宰府の大佐野にある。


親戚の医師が昨年開院した病院。血の繋がっていない私にいつも良くしてくれるので世話になっている。


受付時間は5時30分。

終業してから向かったのでは間に合わない。

前回は無理を言って入れてもらったが、いつもいつもそういう訳にはいかない。

今日は1時間休みをとって行くことにした。




最近よく使うサイトがある。

http://worldmaps.web.infoseek.co.jp/distance_calculation.htm


地図上の道路距離を計測できるのである。


あちこち旅先でジョグコースを調べるのにかなり重宝している。

職場から病院まで測ってみた。

約10キロ。

キュキュキューン!

10キロ~!

ど真ん中!!!



この10キロとか15キロという距離に萌えてしまう。



どうやら私は距離フェチになってしまったようだ。


車で移動していると、「お。いい距離」

出張が決まると地図の上で周辺の観光地や公園をコースに結んで「お。いい距離」


ついつい萌えてしまうのである。



「社長ー!いい加減にしてください!会社が、会社が!社長の距離道楽で会社が潰れてしまいます!もう距離にうつつを抜かすのはやめて昔みたいに真面目になってー!」


距離道楽は地獄道。


道楽も行き過ぎると身を滅ぼしてしまうのである。





今日、ときめいてしまったのは職場から病院までの通院コース10キロ+オプショナル3キロ。

診察を終え、薬を薬局で受け取ると再び走り始めた。


ここから3キロ先には二日市温泉♪

湯に浸かり、汗と疲れを流した。

せっかく温泉に入ったんだし、もったいないから帰りはバスで帰った。



うふふ、13キロ。


今日もいい距離


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2009-03-18

妻の誕生日

今日は妻の誕生日である。


まあ、家に帰って茶碗でも洗ってやるか。



私はこういう記念日や誕生日といったイベントでマメに何かをやるのがめんどくさい。


出来ればまとめてでっかいのをどーんとやる方が好きだ。



しかし、奥様方はそれで納得していただけないようだ。




午前中、仕事で居合わせた男性とそのことを話すと、やはり彼も同意見だった。



「まとめてドカーンとやればいいやんか、って俺も思うけど、カミさんは小さくてもチマチマしてもその日に欲しいんよ!って言ってたな。」



男と女とではそういうところが若干違う。



お菓子でもなんでもちょっと買って帰った方がいいかな。




何にしようか・・。



何がいいですかね?



「うううん。」


そこまでの答えは得られなかった。女性の好みをおっさんに聞いてもわからない。



反対側を向くと20代前半の女性。



お!いいところに!



「ねぇ、妻の誕生日に何あげたらいいかね?予算は1000円」



「1000円って言った時点でなめられるぞ!」



周りから突っ込まれ、予算を5000円に上げた。




「ケーキかジュエリー・・・」



ジュエリーねぇ。ネックレスとか指輪とか。指輪を最後にプレゼントしたのは結婚式の時だな。きっと喜ばれるだろうがちょっと時間的に無理がある。



じゃ、ケーキにするか。


「プレートにメッセージを書いたりすると嬉しいですね」


なるほど。


昼休み近くのケーキ屋さんに言って注文した。


あ、プレートお願いします。「いっつもありがとう」て書いてください。「いつも」じゃなくて「いっつも」です。いっつも。



仕事が終わってから持って帰り、何の演出もなく妻に渡した。


090318_1943~01



かなり喜んでいた。



どのくらい嬉しいか聞いてみると「こ~のくらい」と子供のように両手を広げてみせた。


プレートにえらく感激していた。


ノートパソコンと自転車買っていいかい?


パソコンは条件付でOK!




効果は絶大であった。



「これ、切ると?あたし切れない・・・」



つぶらな瞳のキティちゃん。可愛いのもまた困りものだ。



人数分に切り分けられ、家族で食べた。



こんなに喜んでもらえるのならおやすいご用だ。



やはり、女性のことは女性に聞くべし。


2009-03-18

油断の塊

いつものように採血をした。


090316_1828~01
イテテ


人間ドックで糖尿病の疑いがあると言われ、今回で3度目の検査である。

仕事が終わってから病院に向かった。


採血をして1時間たたぬうちに結果がわかるから驚く。


前回は朝飯を食わない生活を確立したり、ひたすらに走ったりとがんばってみた。


ただ、このがんばりは長続きしない。


適度の運動と食事制限が必要なのはわかる。



しかし、どのへんまで我慢してどのへんまで許されるのか、ここまでは油断しても大丈夫だという線をあぶり出す必要がある。


これは医者に聞いてもわからない。


自分の身体のことは自分の身体に聞くしかないのである。



この2ヶ月は朝飯を人参ジュースに替えたこと以外、たいした制限は行わなかった。

3月に入ってからこちらで100キロ走っている。結構身体は動かしている。



昼飯も普通だし、3時に甘い物が出れば遠慮無く食った。



晩飯も普通以上に食ってみた。




「しましまさ~ん6番にどうぞ~」


どうだった?



「今回はね~、ちょっとこの間より高いよ。でもね、まあこの辺の数値をキープできれば問題はないよ。これから何十年キープできるか、やね。」


前回と今回の検査結果を並べて、2人で見入った。


ヘモグロビンA1cの数値が前回より0.2ほど高い。


そうか。あの時におかわりしたご飯や帰りに食ったアイス。


これら油断の塊。



私に許されるのは、ここ2ヶ月送っていたような生活だな。


飲み会も行ったし、美味しい物もたくさん食べた。


いいじゃないか。


少し気をつければなんと言うことはない。



大体の線が見えてきた。



それから、尿酸値が少し高くなった。これは服用している薬の量を半分にしたためだ。


十分に基準値の範囲内にあるので思い切って薬を止めてみることにした。



健康でいられる形が見えてきた。


よかったり悪かったり。浮いたり沈んだりである。




これが「生きている」という事なのだろう。

2009-03-17

三都物語

朝のうちにやっておくことを済ませた。


今度畑に蒔く種を買ったり、買い物をしたり、近所の用事を済ませたり。

家に帰ると11時半。


いけないいけない。


時間がない。



直ぐに着替えた。空腹のままでは心細いし、外は風が冷たかったので生姜湯を作って飲んだ。



12時。


よし、出るか。






少し前に職場でラン友達と話していた時のこと。



今度3月にまた糖尿病の診察を受けることになっているから、その前にちょっと長めに走っておきたいんですよ。前回は指宿マラソンがあったし、そのおかげかどうかは知らないけど、今回もなんかゲン担ぎというか走っておきたいんですよね。また、家まで走って帰ろうかな。



これに友人が食いついてきた。



「俺も一緒に走ってやろうか!今度は冷水峠経由で走ってさ、飯塚あたりのスーパー銭湯に入って飲もう!」


走って飲んでは本末転倒なのだが、まあそれもありか。1人で走るより仲間がいた方が楽しい。



結構は先週の金曜日ということになった。



しかし、残念なことにその日は私が熊本に用事が出来てしまった。


申し訳なかったがその日は中止にした。



そんじゃ、翌日走りましょうか!



翌日は休日なので職場には行かない。



別コースを考えた。



友人は飯塚。私は田川。



「それじゃ俺が飯塚から烏尾峠越えて行くから、田川で合流して田川直方バイパス通って直方を目指そうや!30キロくらいで。」


ゴールは温泉か銭湯がいい。


イオンモール直方の隣に河童の湯という温泉がある。


「そこにしよう!」



私の家から烏尾峠のふもとまで直線で行くとそんなに距離がないので、ちょっと遠回りをして歩調を合わせた。



私の家から322号線を嘉麻市方面に走り、猪位金の三叉路を右折。そこから真っ直ぐ田川市を通り抜けて糸田町に入る。平成筑豊鉄道糸田線糸田駅の手前を左折して烏尾峠のピークを目指して上り詰めたところで1時半に待ち合わせ。


これで2人とも約35キロの行程になる。



成り行きでもう1人参加者が増えた。



35キロはちょっときついので、彼女は平成筑豊鉄道金田線下伊田駅からの合流で19キロ。



物好きはいるものだ。



出発時間は12時ジャスト。



先ほどの行程を走っていくと、川沿いの道に出たところでやたらと向かい風に阻まれる。


晴れているのだが冷たい風が強く風に当たり身体がなかなか温まらない。


日頃は車でしか通らない道。



これを走ってみると道のりの長さというものを文字通り体感できるのである。


車ではすーっと行っていたところが、実は上り坂だったり、直線が思いの外長かったりする。


糸田駅を左折してからの烏尾峠への上り坂も日頃は何の気なしに通っているのだが、かなり心臓破りな道だった。


待ち合わせ場所へは私の方が早く着いた。


時計を見ると1時7分。



約12キロを1時間7分で来たのだから、キロ5分34,5秒で来たことになる。


5分ほどで友人と合流。


水分を取ってから第2合流地点下伊田駅へ向かった。



烏尾峠から見える田川の景色。これもこういう機会がなければじっくりと見ることのない光景。
090314_1330~010001





4月に完成予定の八木山バイパス烏尾トンネルも急ピッチで最終工事が行われていたので、シャッターを切った。

090314_1334~010001


ついでにまっさらのアスファルトに足跡も付けた。



合流地点に到着して、高架の上から駅を見張っていると、時間になっても電車が来ない。


あれ。何かあったのか?



彼女に電話すると



「着きました。どこに行けばいいですか?」



あ。


私たちが待っていたのは糸田線の大藪駅上。



本当の合流地点はもう一つ向こうにある金田線の下伊田駅。



ありゃりゃ~!ロスタイム。



慌てて下伊田駅へ向かい合流した。



田川直方バイパスの入り口。



正直私はこの辺りでもう納得していた。


最初の12キロで寒さと風の強さで結構こたえたのだ。


私1人ならばここで止めないにしても、もう少し走ったところで止めていただろう。


ここから18キロ。



ほえ~。



私とよそにすこぶる元気な2人。




着いていくしかない。




田川直方バイパスは地図で見ると真っ直ぐなのだが数ある峠を縦断しているため、かなりアップダウンがある。


もともと走ることなど想定されていないのだから文句は言えない。



090314_1445~01


写真ではよく分からないが下りながら次の登り坂を望んでいる。

行き交う車は、高速以上にぶっ飛ばしていく。

このバイパスではいつもこう一般道なのにみんな平気で90キロくらいで行く。昔から変わらない。ここだけのローカルルールみたいなものだ。

無論、道路交通法に違反するので、見つかれば切符を切られる。



一つ間違って車道に出たら、トムとジェリー張りにぺしゃんこになってしまうだろう。


右手には香春岳、牛切山、福智山等々。

福智山山系の山々がずっと私たちを見守った。

090314_1458~010001

これらは、高校時代よく登った思い出深い山々。



少しその頃の思い出に浸りながら足を進める。



30キロあたりからやたらときつくなってきた。



足も多少は痛いのだが、それよりも胸のあたりが苦しい。



うううう。きつい。



ちょっときつくなるには早いような気がするが、何度か取った休憩で体温が下がったのが原因か。走る前に飲んだ生姜湯が悪かったのか。



止まるわけにもいかず、なんとか2人に着いていった。



田川直方バイパス終点を右に曲がり明治屋産業のところを左折。



ようやくイオンモールが見えてきた。



助かった。



温泉はイオンモールを過ぎて直ぐにあった。



タイムは休息を除いて3時間15分。キロ5分34秒。



なんだかんだ言ってあまりペースは落ちていなかった。



同じスピードで走っていてもきつかったり楽だったり。



人間の身体っておもしろい。

090314_1601~010001

右手に見えるのはトーホーシネマズ。左が温泉。



ううううううう!

温泉に身体を沈めていくと、お湯の熱さと水圧に押され疲れが声となって口から出ていく。


うああああああ!


至上の時間。



いつまででも浸かった。



風呂から上がると市内の焼鳥屋で一杯。



走った後だけに吸収が良いのか、梅酒を3センチ飲んだだけで死んでしまった。



こういう機会もそうそうあるものではない。



道の左に広がる竹林の向こうに池の水面がキラキラと輝いているところや、眼下に広がる屋根瓦が面白く日の光を反射させているところ。


風のにおい。


菜の花やツクシの息づかい。




「またやりましょうね」


3人ともそう言って別れた。


またやろう。やった人にだけわかる喜びがまた一つ。



2009-03-09

たすき

※「前夜」の続き



出場チームは230。

風当たりの強いこのご時世、この業界にあって、この大会だけはやたら盛り上がる。

私は裏選抜チームで3区を走った後、少しあけて仲良しチームの6区を走る。


あちこちで安請け合いしていたので、都合3つにエントリーする事になったが、私の知らないところでドラフト会議が行われたようで、もう一つのチームは走らなくても良くなった。


よし。



裏選抜に集中する。



ここで6分切りを狙おう。



3区。


マネージャが持つタイム表には1区と2区の予想到着時間が書き込まれている。



私の欄には5分50秒と印字されている。



絶対6分切ってやる。





開会式前、ウオームアップの為に多くの人がコースを走っている。


基本反時計回り。



私はその流れに逆らって時計回りに走る。



こうして人の流れに逆らっていると、いろんな人と会うことが出来る。


こんちは!あ、こんちは!


懐かしい人や毎年この日にだけ会える人もいる。



前の職場で一緒だった鷹橋さんに会った。



「お!がんばりよう?」



鷹橋さんはフルマラソンサブ3だし、この駅伝でも5分台前半で帰ってくる男。



「少しダッシュを入れて刺激を与えるんよ」


そんなこと試合前にやったら疲れるんじゃないですか?


「その程度で疲れるようじゃ、まだまだ練習が足りないってことよ」


あ、さいで。



100mを4本。


一緒に走った。


よし。良い感じだ。



鷹橋さんと別れ、再び周回の残りを走り終えた。




スタート時間。



まず1区の予定が5分40秒。


2区は6分10秒。



ということは私の出走は12分あたり。



それに合わせて最終調整。



早くにコースへ出ると気がはやっていけない。



芝生で身体が冷えないようにステップを踏んだり、足の痛いところをマッサージした。



2分前にコースへ出て、たすきを待つ。




前半はなだらかな登りで後半は下りになっている。


最初ッから突っ込む。


前半がんばり切れれば後半は何とかなる。



ここから先は理屈じゃない。


きつかろうがなんだろうが、足を前に運べばいい。



1600m1600歩。


もう、自分との闘いとかチームの順位とかそういうことは頭にない。



私に見える光はただ一つ。





おおよそ予定時刻に2区走者が帰ってきた。



おし!引き受けた!



とにかく突っ込んだ。



もう走者はばらけていて走りやすい。このタイムならば結構前の方だ。



最初突っ込んで野球場の横を通過する当たり。



すでに息が上がり始めた。



やばい。このまま行けるのだろうかという不安がこみ上げてくる。



そこからなだらかな登り。



失速しそうになるが踏ん張る。




折り返し地点で時計を見るのを忘れた。



そんなヒマはない。



なんとか下りの入り口までやってきた。



少し惰性に任せて歩幅だけ広げて息を整える。



最後の直線に入った。


時計を見ると”5”という数字がちらりと見えた。



もう知るか!



いけー!いけー!


次の走者が見えた。



たすきを外して手渡しの体勢。




後は任せた!



たすきは繋がった。



時計のストップウオッチを止めて表示を見た。



5分54秒。




挑戦は終わった。






裏選抜チームは、結局16位。


選抜チームの3位には及ばなかったが私は満足だった。


1人が早くてもだめ。だれかが走るのを止めればそこで終わってしまう。


みんなが力を合わせてたすきを繋いで初めて完了する。


鏡割りをした樽から酒を救って讃え合う仲間を見ながら、今社会に足りないものは、このたすきなのだなと思った。




2009-03-09

前夜

声をかけられれば断らない。

それは私が私に決めているルール。


1ヶ月ほど前、職場の中で何人かの人に声をかけられた。

「しましまさん、二階でチーム組むので入って下さい」

「調子良さそうだね!選抜においで!」

「しましまくん、裏選抜で選抜を抜いてやろう!」


駅伝の季節である。

何人かに声をかけられたのだが、どこまで本気にしていいやらよくわからぬまま駅伝大会2日前になった。


ウチの選抜チームは過去優勝経験もある名門。


ここに入るのはいいのだが、毎日のように血反吐を吐く練習をさせられるからやんわりお断りした。

私のルールには反するが、楽しくないのは勘弁。

補欠ということになった。


二階のチームは仲良しチームだから、それほどのスピードは要求されない。

もう一つのチームはいつも夕方一緒に走っている友人のチーム。

こちらで今年のタイムを出そうかな。


今年の目標は1.6キロ6分を切ること。


自分なりの目標を胸に抱き、仲間にたすきを渡していく。

一つのゴールをチーム全員で目指す団体競技なのである。


「しましまくん、裏選抜で選抜を抜いてやろう!」

お。


これおもろい!


選抜チームでない者達。云わば雑草野郎達が集まって、エリート共を蹴散らーす!


かっこいいじゃないか。


のった。


今年は裏選抜メインで行く!


大会は明日。



さあ!


寝るかね。

2009-03-06

わがまち



私の町は、いわゆる悪い町で通っている。


CHAKUWIKIというサイトがある。

ご当地の噂を投稿により明らかにしようとするものであるが、これによると我が町は、

筑豊のエッセンスが凝縮された街。2chなどでも度々話題になる。
市町村合併では、この町だけとは合併したくないと思ってるが誰も口に出さない。
ここですら書けないことが多すぎる。
田川の中でもこの町の出身というだけで一目置かれ、同時に距離も置かれる。


とある。

たしかに、高校に進学した当初もその町の出身だと言うだけで一目置かれた。


まわりがどう言おうと私は生まれ育ったこの町が大好きだ。



悪いヤツもいるんだろうけど、それ以上に熱い人や優しい人も沢山いる。



この町を良くしたいといつも思っているのである。





しかしながらあまりに言われるモンだからちょっと調べてみた。



県警のホームページに市町村別の犯罪発生件数という統計資料がある。



刑法犯の件数であるが、まあ、警察が認知していないのは数えようがないので警察が把握している数と言うことになる。



発生件数を見てみた。




353件。




隣接する市よりは少ないのだが郡内ダントツ。



あら。



やっぱり、わりい町・・・・。





隣接する市が953件というのを見てみると、この件数だけで判断するのは難しいのではないか。



待て待て。



もともと人口が同じならば発生件数を見て、その大小でモノが言えるのだろうが、ちょっとこのままでは何とも判断出来ない。




そうか。人口を分母にしてみよう。




(発生件数÷人口)×100



わがまち1.7%


これは同じ郡内で0.7%から1.4%のなかで(平均1.3%)かなり群を抜いている。


隣接する市で1.8%。



お、うちの町の方がおりこっこ




そうか、人口が多ければ多いほど犯罪発生率も高くなるんだな。



考えてみればそうだ。


人と人がふれあうところで犯罪が起こる。



その機会が少なければ犯罪も少なくなる。



ちゃんと統計的な処理をすればそれなりの相関や法則が出てきそうだ。

同じ筑豊エリア

直方市1.9%
飯塚市2.4%

私が働いている筑紫野市1.5%


福岡市博多区3.4%
福岡市中央区3.5%



これをもって町のいい悪いは言えないが少し見えてきた。


同じ郡内の人に何か言われたときは「はい、すんません」と素直に言って、それ以外のところから言われた時には、うちよりわりいところはまだいっぱいあるので「よそほどじゃないわい」と言ってやろう。

2009-03-02

春の兆し

庭の梅が満開を過ぎてはらはらと散り始めた。

近頃ジョギングをしていても「あ、花の香り!水仙かな?」とか「わー!菜の花が満開だ~!」とか春の足音を体で感じられる出来事が増えた。




今日は友人が岐阜に転勤になるというので、仲良しでそのお祝いをやろうということになった。

会場は小倉。酒宴なので電車。


たまには電車に揺られるのもいいもんだ。

4人掛けのボックスに座り外の風景が飛んでいくのを眺めていると、途中の駅から若者2人が乗ってきた。

「井上って歳の割にいいと思わん?」

「え?かなり年上やん!大学に行ったら女の子いっぱいいるよ。」

どうやら井上とは高校の若手教員のようだ。

ははは!君たち、井上にも選ぶ権利はあるんだよ、とこみ上げるにやけ笑いを堪えながらも、ヘッドホンのボリュームをこっそり下げ、彼らの話に聞き耳を立てた。


「大学に行ったら女の子の年齢も4つ上までだけど、経済的には4つ上くらいがいいのかな?」

おいおい、大学生からヒモ人生かい!この世は所詮男と女。どちらを向いても半分は女性なのだが、大学生だと大学の中だけが行動範囲なのだというあたりが高校生らしくてなんともかわいい。

「バイトとかもやるんかな?」

「普通のバイトだと夕方から夜中までやって4,5千円だろ。家庭教師でも2時間で4千円くらいだけど交通費でないかもしれないし」


こういう取らぬ狸の皮算用をするのは私も好きだった。


バイトした金でバイクの免許とってバイク買って彼女後ろに乗っけてうふふふふ~っとなっていたっけな。


彼らがどちらのプロセスでお金を手に入れるかは知らない。


どちらもやったらどちらが自分に向いているかわかるだろう。単価とか交通費の問題じゃないんだな。これが。


話の脈略からして彼らは高校2年生。大学受験まで粗方1年を切ったあたりだ。


彼らの話は大学から進路へと移行していく。



「俺は全寮制の学校に行くんよ」


「全寮制?なんなん?」


「航空関係のね。全寮制なんよ。多分そこに行くことになると思う」



おお、なかなかはっきりした進路を持っているじゃないか。

航空大学校あたりかな。あそこは結構難しいぜ~。高校から受験できたっけ?航空保安のほうか?


となりでヘッドホンをしている怪しげなおっさんは、要らぬ世話ばかりを頭に巡らせる。


もう1人は工学系に進みたいようだった。



夢はいいな。がんばれよ、お前達。


しっかりと大学生になってからな。井上に告白してみな。それはそれで面白いから。


ちょうどこの季節。期末試験が終わり、高校最後の春休みに突入するあたり。


恋いに焦がれてみたり、夢にあこがれてみたり。何をするでもなく、ゆる~い空気が流れていた。


夢は言ったモンがちなところもあるのだが、一年後に襲いかかってくる現実の気配におびえながらも、夢を語ることで少し夢に近づいた気がして、少しだけほっとするのだ。


駅のホームに立つ人々は既に春の装い。


ちょうどこの季節。

春の兆しは私にあの頃の空気を運んでくるのである。
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しま・しま

Author:しま・しま
土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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