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2010-02-13

実践主義

3時。

一日の仕事も大方目処見えてくる時間。

隣の部屋から「ミカンでも食うか」と声がかかった。


仕事柄、やってやりすぎることはなし、やらなくて叱られるわけでなし。


仕事の区切りは自分でつけるしかないのだ。


ミカンでも食うかな。

隣の部屋でミカンを剥きながら談笑していると、体に異変を感じた。






寒い。






もともと寒がりだが、そういう類とはちがう。


これは悪寒だぞ。









ヤバい!




別に疲労がたまっているわけじゃなし、悪寒の激しさからしてあれかも知れない。


終業時間を待ってすぐに帰宅。


家で体温を計ってみると、39度。


やっぱりか。


インフルエンザだ。








くそうー!





今年は風邪ひかないことにしてたのにぃ!




過去3、4日に会った人物を思い出してみる。








わからーん!


感染元を突き止めたところで風邪が治るわけでなし。


さて、どうしよう。


病院はもう閉まっている時間だ。


この高熱には意味がある。

ウイルスと免疫力が体のなかで闘っているのだ。


晩飯は食わない。


空腹になると体の防御システムが作動し、免疫力が上がる。


高熱には嬉しい副産物もある。


高熱になると体の中に出来たガン細胞が死滅する、と数人の先生から聞いたことがある。


温泉場で岩盤浴治療で癌が治ったという話もあるしな。




何事もやってみないとわからない。


よしよし、思う存分闘え。そしてガン細胞も一掃するんだ。


布団に入り、ただ寝ていた。


一度寝入ると何があっても起きない私が1時間おきに目が覚める。

いくら体が頑張っているからといえど、39度はキッツい。


DVDを見て気を紛らわせてもキツいものはキツい。

目をつむってもキツい。

寝返りを打ってもキツい。

座ってもキツい。



何が何でもキッツいのである。






おい!




もうガン細胞は死んだのか?







おーい!



ガン細胞死ぬ前に俺が死ぬ!


7時に寝て、悶絶苦闘8時間。


ウチ、癌家系じゃないし、もう、もういいやろ!



もうたまらん!


起き出して薬箱にあった薬を飲んだ。


ふぅ~。しんどかった。


そこからは症状がみるみる回復し、朝には平熱に戻っていた。


やってみるとは、なかなか骨のいることだな。



こういうことには比較がない。やったからよくなったとか、やらない方がもっとよかったかもとかよくわからない。


私が2人居ればいいんだけど・・。
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2010-02-12

ゆたかな午後

「ひろしー!」


土曜日の午後。用事もないので寝ていると、家の外で私を呼ぶ声がする。


ちょっとめんどうな予感。





なんじゃらほい。



さほど眠いわけでもなかったので、出て行くと父がいた。


・・・・。



この間、切った庭の木枝に火を付けた。俺は用事で出るから消えるまで見ていてくれ、とのこと。



ああ、昨年の終わりに一緒に庭の木の剪定をしてその枝や落ち葉を下の田んぼに持ち出した。乾いたら焼こうということにして、そのままにしていた。

それがちょうどいい頃合いに乾いていた。


そういえば、午前中、近所の竹藪で誰かが焚き火してて、山火事と間違えられて消防車とパトカーが来てたな。




火を付けるなら誰かが付いてないと、また通報されてややこしいことになる。



危なくないように田んぼの真ん中に小積んでいた枝や落ち葉を燃やすことにした。



誰かが付いてさえいれば、危なそうな雰囲気がない限り、人はそうそう通報などしない。



だだっ広い田んぼのど真ん中、よそに燃え移ることはまずあり得ない。



さ、ただ火を見ていてもおもしろくないので、何かもっていくか。




読みかけの本を1冊。それからそれから、サツマイモがあったな、3本持っていこう。




土曜日は晴天で薄着でも大丈夫なくらいの陽気だった。



田んぼに着くと既に火が上がっていたが、父の姿はなかった。



田んぼのあぜに腰掛けてしばし読書。



お。



火の手が見えなくなったな。



そこでお芋ちゃん投入。




カッカと燃えているところに入れると焦げてしまう。


サツマイモはゆっくりと加熱した方が甘くなる。



ほぼ灰になったようなところに入れ、放射熱で焦げないように上から灰をかぶせる。



10分ほどして掘り出してみた。



中まで火が通っているか小枝を刺してみると、芋にすーっと小枝が通った。



いい感じだ。




半分に折ると、ぽくっと割れたところが真っ黄色になり、湯気がほわ~っといい匂いとともに上がった。



うん。上出来だ。




食べていると、父がトラクターに乗って戻ってきた。



なんでも、ブドウの苗木を植えるところを耕していたらしい。



ふたりであぜに座り、焼き芋を食べながらひとしきりブドウの話をした。


そうこうしているウチに火も治まり、灰になっていた。




さて、帰ろう。




父の言いつけは、思いがけず土曜日の午後を豊かなものにしてくれた。




めんどくさがらずにやってみるといいこともあるもんだな。こういう時間もいいもんだ。
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土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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