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2010-04-23

すごい力

先日、芋畑をトラクターで鋤きました。

このプロジェクト、3年のあいだ肥料分は雑草の鋤き込みだけでやってきました。



何か投入してやらないと、芋やツルを持ち出すばかりだと土が痩せてしまいます。



昨年12月、皆さんが芋の収穫を終えてからスタッフで菜の花の種をまきました。




菜種をとって油を絞るというワケではありません。種をまき、育った菜の花が窒素同化したものを土に還して芋の肥料にするというのが狙いです。


これを緑肥といいます。



この季節、田んぼにはレンゲが綺麗に咲いています。これは勝手に生えているんじゃなくて農家がわざわざ種をまき、緑肥として育てているんです。レンゲはマメ科で根に根粒菌というお利口さんな細菌が寄生していて、この細菌が空気中の窒素をどんどん取り込みます。それを春になってから土に鋤き込んで肥料にするんです。



播いた菜の花は3月になっても土にへばり付いてなかなか大きくなりません。



やっぱりちょっと遅かったのかな~とスタッフで話していたら、4月になってみるみる大きくなって花を咲かせました。



皆さんが知っている畑は、それは綺麗な菜の花畑に大変身!



100410_0836~020001



きれいでしょう!




かわいいね~!黄色い花の菜の花ちゃん



忍びなかったのですが、鋤いてしまいました。




菜の花は土のなかで微生物に分解され、皆さんが植えた芋苗に吸収されておいしい芋になります。





あ。そうそう!





驚かされた出来事を一つ。



これ、何だかわかりますか?


100410_0814~01

ネギです。



一月ほど前にネギを収穫しました。



そのときに一本だけ、倉庫に置き忘れていたんです。




見たとおり、土も水もないポリバケツの上。



でも見て下さい!




100410_0814~02



見えますか!ネギ坊主!




子供が小さい時に「野菜を残したら野菜が悲しむだろう」とか「おいしく食べてもらったら野菜達も喜ぶぞ」とか適当なことを言って食べ残しを注意したことがあります。



でも、野菜は「人間においしく食べて欲しい」とか全く思っていない!



日光と空気と土の養分と水分を使い、花を咲かせ、よりよい種を形成し、子孫を残すことのみが自分の存在意義なんです。


ネギ坊主はネギの花にあたります。


水も土もないという状況で、自分に残った水分と栄養分を全てを一点に集中して何とか花を咲かせようとしていたんですね。



この命とそこに秘められたパワーをいただくことで我々人間は生きてます。



私たちもまた、それらを食べ、命をつなぐことで子孫を育んでいるんです。




ここだけ芋焼酎「たばらそだち」プロジェクトでは、土と私たちの繋がり、命と命の繋がりについて、いっしょに汗をかいたりおいしい物を食べたりしながら考えていきたいと思います。
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2010-04-21

息子の背中 つづき

自転車で行くと言っても、時速15キロから20キロ。


長くても80キロ前後だから、ずっとこいでりゃ5時間くらいだ。



昼飯で1時間とったとしても8時に出発すれば3時には着く。



1時に関門トンネルを出たと電話があった。


あそこからなら2時間もあれば、到着するだろう。



そう思っていた。




到着したら、家に電話がかかってくることになっているのだが、3時を過ぎても電話はなし。


30分過ぎても1時間過ぎてもかかってこない。



あら。


もしかして、ヤバい?



何かあったら行かせた俺の責任だ。


家族全員から「お前が着いていってやらないから」とか「行かせるべきじゃなかった」とか言われるに違いない。



あら~。



そうこう考えていると時計は4時半を回っていた。



そこに息子からの電話。



エラく遅かったので何かあったのかと尋ねると、




「下関でゲームセンターがあったから、ちょっと遊んできた」





・・・・・。



お前も力の抜けたヤツやの。



結構でかいことをするのに緊張感がまるでない。




これは、俺似ではないな。

2010-04-21

おまけ

朝方、友人からメールが来ているのに気づいた。


「今日の読売新聞見た?」


うちは西日本新聞だし・・・。





http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20100419-OYT8T00132.htm


わはははは!



もうちょっとかっちょよくしとけばよかった。


マジックで泥棒ヒゲ書いとくとか。ガキデカの死刑やるとか。

2010-04-20

好き者

日本有数のカルスト大地。平尾台。大昔、海の底が隆起してそこにあった珊瑚礁が風雨に浸食されて創られた自然の芸術。


高校時代、グランドの砂場で「昔、ここは海だったんだな~」 と貝殻を拾い上げて感慨深げに眺めていた彼は今、どうしているのだろう。



このロケーションを満喫しながら走る、それはそれは贅沢なイベント、平尾台トレールラン。

残念ながら40キロには間に合わず、17キロにエントリー。

開会式は朝6時半だが前日に受け付けは済んでいるので出走の8時に照準を合わせて会場に入った。

我々より1時間はやくスタートした40キロの選手を見送り、ストレッチを入念にやった。

前から気になっているのが膝の痛み。

原因はわかっていても、走行途中に痛みが再発すると困るのだ。

痛いと、楽しくない。


出走時間が近づいたのでトイレに行き、一口水を飲んだ。

いつもマラソン大会ではいつトイレに行くかというのが重要なキーとなる。

エントリー人数200人だと、ゆっくりと用が足せた。


スタート地点に向かう途中、友人を見つけた。

フルマラソンサブ3の健脚。

もともとこのレース、彼に誘われた。

「今日はゆっくりいくから」

少し前に肉離れを患わったと聞いた。

スタート



スタートしてから少しの間はアスファルトを走る。


いつものマラソンの時と同じペースで走ってみた。


これからどういう展開になるのか、全く勝手が分からない。

1キロほど行くとすぐに山道に入った。

一群に属しながら走っていると、道の傾斜がきつくなってきた。

登りで息があがり、下りで整える、というのを2、3回繰り返した。

迎えた急坂。

最初は頑張って走っていたがたまらない。

これは無理だと思っているとみんな歩を緩め、歩きはじめた。

ほ。


登りは歩いていいのか。



元々、走り続けなければならないというルールはない。

しかし、ランナーならば歩く、いや、走るのを止めることには誰もが抵抗を持っているに違いない。

しかし、この傾斜は走れない。


歩いてもいいんだ。

登り切ったらまた走り出す。


8キロで一番標高の高い大平山を過ぎた。

カルストの景色が気持ちよい。


平尾台




いつものマラソンと違うのは、道がアスファルトでないことだ。

アスファルトは着地するとその硬さに足底が反発して跳ねるが、山道は土で出来ているため、その柔らかさが着地の力を吸収する。

アスファルトではこの反発を利用して、弾んで走ることで楽にストロークを伸ばせるのだが、今日はそれをやらずに土の柔らかさに体を委ねることにしよう。

昨日、10年の時限を迎え、解散した農と自然の研究所、宇根豊さん。

私の本の前書きを執筆して下さった方だ。

執筆のお願いに伺った時、畦に腰掛け、こんな話をしてくれた。

「田んぼに虫や生き物が千種類いるけどその事を知らない農家と、百種類しかいないけどその事を知っている農家がいるとするでしょう。どちらの田んぼが幸せなんでしょうか」


・・・・。

私には分からなかった。


その話を不意に思い出した。


田んぼの生き物達へ注がれる眼差しがあるかどうか。

我々の先人達は田んぼの生き物達へ熱い眼差しを持ち、付き合ってきた。

それは我々人間も田んぼのなかで他の生き物達と生きる、という事である。

田んぼを外から客観的に見はじめた時点から生き物達との離別が始まったのだ。

今、山道を走っている自分は山と共にあるか?

客観的に山を見るなら山道をアスファルトでかぶせてしまえばいい。

土や草木、に眼差しを向けて走ろう。


走りを土の柔らかさに委ねていると、土や草木に眼差しを向けることで山や草木と少しだけ、ほんの少しだけ近づける気がした。



気がつけば、10キロ地点。


後半になって膝が痛くなってきた。


登りや平地は何とも無いのだが、下りで痛くてたまらない。

登りで人を抜き、下りで抜かれる。



こういう状況のトレーニングはしていないからな。

14キロ付近でスタッフの方に「後は下りだけですよー」と声をかけられ、えーと顔をしかめた自分が可笑しくて、声を出して笑った。



最後のアスファルトを走り、完走。

手元の時計で2時間7分。


平尾台ゴール





友人は2時間を切っていた。

流石だ。


ゴールしてみると、もう終わりか、という物足りなさが残った。


やはり、次回は40キロしかないようだ。


ははは。好きだな、私も。


平尾台ゴール2


2010-04-19

魔力に引き寄せられる者達

18日は4月二つ目のお楽しみ。


平尾台トレールラン。

平尾台の丘陵を走るレースだ。

40キロと17キロがあるのだが、私がこのレースを知った時には既に40キロの部はエントリーが定員に達していた。

…。

それなりに走ってきた私でも、山道17キロで不安たっぷりなのに、40キロってああた。


距離はちょい短いかもしれないけど絶対フルマラソンよか凄いことになるのは、明らか。


ううう~!


やってみたい


あ。


定員オーバーじゃなかったらたぶん私も40キロコースだな。


…。


そういう人達がいっぱい集まるのね、明日。


楽しみ


開会式が6時半でスタートは朝8時。


はやく寝ま~す。

2010-04-15

上出来

3月にあった駅伝の練習で、ダッシュやビルドアップといった今までやったことのない練習を経験した。

これまでタイムというものをあまり意識したことがなかった。

生活の中にジョギングがある。

ただ走っているのではつまらないので、マラソン大会にエントリーする。

そんな具合だ。

最初は10キロ。

ちょっと長く走れるようになったからハーフ。

そこまでやったらフルを走りたくなる。

ハーフで1時間33分、フルマラソン3時間34分。


目標タイムに向かってがむしゃらに練習を重ねるのではなく、日常のバロメーターとしてタイムがあるのだ。

日頃走っていると、このくらいのタイムでいけるかなとかいきたいなとかいうのが見えてくる。

たまには欲が出て頑張ってみたりもするが長くは続かない。

今回の海の中道はるかぜマラソンは楽しみだった。

駅伝の練習で強化された機能がどういう結果を打ち出してくれるのか。


レース前日。


行橋で飲み会。


昔の仲間が栄転したので送別会。


楽しいとあまり飲めない私も酒が美味い。


レース当日の朝。


農家の仏間で目覚める。

朝飯を食わせてもらい、海の中道へ。


会場で受け付けを済ませ、ストレッチなどをしているとハーフの招集が始まっていた。


慌てて並び、群衆を見回すと2時間以内のプラカードの下に知り合いの爺さま。
そんじゃこの辺からスタートするか。

昨日、飲んでるしな。

私はアルコールの影響がモロに出る。

今回は張り切って前の方に並ぶ程のことはない。

むしろこんな体たらくで頑張っている人の邪魔をしては申し訳ないぞ。

そのままの位置からスタート。

ううう。

さすがに走りにくい。

自分のペースで走られるようになったのは5キロあたりからだった。

5キロ:25分04秒
10キロ:22分47秒
15キロ:24分00秒
20キロ:24分45秒
ラスト1キロ:5分38秒。

タイム1時間42分16秒。

駅伝の効果を出せるような状況ではなかったようだ。


ある意味ここ数日の日常を反映したタイムだ。


わはは!上出来上出来!
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しま・しま

Author:しま・しま
土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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