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2011-05-23

行程を楽しむ男

9時。雨の中大勢が畑に集まってくれた。

最初に苗さしの要領を栽培担当のテシマ一号が実演を交えて説明。


P1080373.jpg

以前はマルチにカッターで穴を開けて手で土に植え穴を掘ってそこに苗を植えていたが、去年からワンタッチ!はいこの棒一本ざます。


竹のバカ棒の先に苗を挟んで、
P1080375.jpg

ブスリとマルチに差し込む
P1080376.jpg

バカ棒を引き抜いたら植え込み完了!
P1080374.jpg


みなさん、苗を配る人、植える間隔に穴を開ける人、植え穴をほじほじする人、苗をさす人に分業していき、能率もぐーんとアップ!

すげー!

一時間余りであった苗が植わってしまった。


P1080380.jpg


こうなると、「この調子なら八千本くらいへっちゃらなのに・・」という思いが頭をもたげる。

まあ、物事は調子が乗ってきた頃に終わるのが丁度良い。

雨も降ってるし、今日はここでお開き。


でも最後にどうしてもみんなに紹介したい事があった。

「閉会に当たりまして・・・」

今年でプロジェクト歴三年目のシロノさん。

お住まいは?

「福岡市南区です。」

今日はここにどうして来られましたか?

「はは。走ってきました。」

福岡市南区から川崎町までは四十五キロ以上ある。

車で来ても1時間半はかかる。

すげー!一同から歓声と拍手がわいた。

朝三時に家を出、しょうけ峠を越えて来たのだという。

ほんとうにすげーのである。



作業の後は川崎の奥座敷、大が原のラピュタファームで交流会。

ラピュタは、ナシやブドウの果樹農家が経営する農家レストラン。

シロノさん。

さすがに帰りは電車なのだそうだ。

畑からレストランまで約五キロ。

シロノさんが見えないなと思っていたら、レストランにジョグ姿で現れたので、はっとした。

車に同乗してもらえばよかった。

気が利かなかったことを謝ると

「いえ、交流会にも走って来ようと思ってましたから。」

その後、食事中に他の会員さんが駅まで車で送ってあげると声をかけるとやはり、駅まで走ります、という答え。


外は雨が降り続けてるし、そうでなくてもここまで走って来たシロノさん。

もう十分走っていて疲れてるんだし、どうせ車で駅当たりまでいくんだから、乗せてあげようと思うのは当然だ。

でも、シロノさんが求めているものは別にある。

何㎞走ったとかもう十分とか雨に濡れて鬱陶しいとかそういうのはあまり関係ない。

車で行けば楽だし、雨にも濡れず快適なのは分かっているがそこではないのだ。

「そこまで走っていく」ということ、その行程を純粋に楽しんでいるのだ。


すごいな~!と思われるかもしれない。

しかし、少なくとも今日、畑でイベントに参加したみなさんは同じ種類の人間である。

焼酎一本くらい、その辺の酒屋に行けばうちの会費よりも断然安い値段で売っている。

車ですーっと行って買ってくれば、今からでも何の労もなく簡単に飲める。

雨が降るなか、合羽を着て、体中泥だらけになりながらも、みんなにこにこ笑いながら作業をしている。

今日刺した苗で芋ができる保証などどこにもないのに、だ。

四十五キロ走る、という行程を楽しむシロノさん。

焼酎を土から育てる行程を楽しむみなさん。

同じだ。同じなんです。

会員住んでるところも違えば仕事も違う。

十人十色ではあるが、どことなくそのあたり同じ匂いがするから、いっしょに居てまた楽しい。


交流会はノンアルコールにも関わらず、大盛り上がりだった。

みんなの楽しそうな姿を見て、また、今年もたくさんの笑顔にお会いできたことをスタッフ一同心より喜んでいます。

とはいえ、雨の中、大変な作業をお疲れ様でした。みなさんのがんばりは必ず実らせるようがんばります!


P1080391.jpg

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しま・しま

Author:しま・しま
土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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