○芋達が焼酎になるまで
焼酎の工程を簡単に説明すると、まず米を蒸したものに種麹をつけ、麹を作るこれに酵母を加えて一次もろみができる。
田原育ちの場合は、川崎町の西山一郎さんが作ったお米を分けてもらい、使っている。
芋は収穫された後、小林酒造に運ばれ、洗浄した後、蒸して先ほどの一次もろみと合わせて二次もろみができる。
皆さんに見てもらったのは、この二次もろみだ。
ここでしっかりと発酵させたものを搾り、さらに蒸留機で蒸留すると焼酎が出来る。
油分や不純物を濾し取る。
先日、工場長が言っていたのはこの工程のことだ。
このままだと三十八~九度あるアルコール度数を加水して二十五度に調整する。
ざっとこんな感じだ。
麹は白麹、黒麹、黄麹の三種があるが、焼酎は白と黒。
黄は清酒に使う。
はたばらそだちには黒麹を使っている。
白と黒は暑さに強く、黄麹は寒さに強い。
焼酎が南で多く、清酒は北に多いのはこのためなんだそうだ。

写真は芋洗い機。
今年は雨間を縫っての収穫だったため、この芋洗い機を持ってしても、工場の皆さんにご苦労をかけた。
そればかりか、洗い流された土が、工場内の溝につまってしまい、おおごとになってしまったそうなのだ。
・・・・・。
ごめんなさい。
スポンサーサイト