2013-06-01

100キロ

昨年は1時に出て余裕で会場に到着したので2時に家を出た。

駐車場に到着すると4時20分!

やばい。ちょっとズルしすぎた。


今日は阿蘇カルデラスーパマラソン。


およそカルデラを1周。100キロを走る。




受付を済ませてゼッケンとセンサーを付けて荷物を預けたりなんたりしていたらあっという間にスタートの時間になってしまった。

ナンバーは683か。

あわててスタート地点に行くと、もう大勢が並んでいた。


スタート地点のすぐ後ろに入れそうな隙間を見つけて入った。


周りを見渡しても知っている人は誰もいない。


ああ。もうちょっと早く来ればよかった。


後悔しても始まらない。


目の前の100キロを見据えた。



雨は降っていないが、これから降るであろう雨の対策にポンチョを来ている人が結構いた。


私もポーチの中に忍ばせているが、今は降っていないので途中で降りだしたら考えることにした。


スタート!


さあ、がんばっていきましょう。


周りと同じペースで走った。


あれ?


きつくはないけど、ちょっと早いんじゃないかな。


先頭付近にならんだから、周りにいた人が早い人ばっかりだったのだろう。


これにつられてペースが速くなっていた。


大丈夫なんだろうか。


このレース、やたらと長いので最初からいろんな人に声をかけて話しながら走ることにしていた。


斜め前を走っている人の背中に熊本テレットの文字発見。


こんちは。

一昨年、熊本テレットの方に70キロ地点で励ましてもらって引っ張ってもらえたから完走できた、という話をした。


「それは○○さんだね。今日も走ってますよ。」


そうか。今年も完走を目指している方の並走をしておられるそうだ。


ところで、このペースはちょっと早い気がするので落とそうかと思うんですが・・。


「走力はどのくらいですか?」


え。走力ですか?うんとうんと、あ!私、去年の暮れに防府でサブ3達成しました♪


「サブ3!それはすごいですね!」


おほほ。そうですか?おほほ。それほどでも♪



「ならばこれでいけますよ。後半落ちるかもしれないけど10時間代でいけるんじゃないですか?」


そうか。僕チン、サブ3だもんな。



その後、帽子や背中に赤いリボンをつけている方に話しかけた。


そのリボンは何のおまじないですか?


「これは、エイズに対する偏見をなくそうというリボンです。」


へー。いろんな人が走っているんだな。


時計のタイマーを見るとキロ5分ちょいのペース。


・・・・。

ところで、ちょっとペースが速い気がしてるんですが大丈夫でしょうか。


「フルのベストはどのくらいですか?」


あ。2時間59分57秒で、あのサブ3でですね。



「それなら大丈夫ですよ!サブ3よりこのレースのサブ10の方が楽だと思いますよ。私はサブ3達成したことはないですけどサブ10は何度かいけましたから。」


あ。そうすか~?おほほほほほほ。


まあ、つらくなったら落とせばいいんだし、このまま行ってみよう。



20キロを過ぎて立ちはだかるのが高森峠。


この坂、何度登ってもキツいわ。


上の方から、このあたりで出くわすだろうと思っていた友人の姿を探したが見当たらない。


やっぱりちょっと飛ばしすぎた。


ペースはキロ7分を超えた。


ううう。

傾斜もキツイがそれを考慮に入れてもちょっとペースが落ちすぎだ。


サブ3サブ3言って、ちょっといい気になりすぎていた。


これはその罰だ。


そこから上がることなく、ひたすらとぼとぼと走った。


身の程を知らないとこうなってしまうんだな。


まあ、仕方がない。行くしかない。


「手嶋さん!」

あ!白野くん!俺はもうだめだ。先にどうぞ!

白野さんはキロ5分ちょいくらいのペースで走りぬけて行った。


おお!調子よさそうだ。

追いかけていきたいが、無理だ。


足へのダメージが想像以上にあった。


もしかしたら50キロでリタイヤするかもしれない。


でも、そこまでは中間地点までは走ろう。


不意に後ろを振り向くと近藤さんがいた。


あ!近藤さん。


過去2回の大会では前半近藤さんと一緒に走った。


近藤さん、俺飛ばしすぎた。もしかしたら50キロでリタイヤするかもしれない。


「俺も。今日は前半上げすぎた!俺もリタイヤするかもしれないな。まあ、50キロまでいって食うもん食ったらまたはしれるよ。」


中間地点まで行くと、デビルマンさん、よし子さんが出迎えてくれた。わ~!応援しに来てくれてたんだ!うれしー!ありがとうございます。


時計を見ると5時間10分。


後半落ちたのにこのタイムはやっぱり速すぎる。



ちょっと長めに30分ちょい休憩をとった。


スイカがうまかった。


トイレを済ませて、再び走り始めた。


足が・・・。


足が固まって動かない。


休みすぎたか・・・。



温まるまで結構時間がかかったが走れるようになってきた。


よし。完走はするぞ。


なに。80キロまで行けばなんとかなるんだ。


今年は50キロの部のスタートより先に中間地点を出発したので後ろからどんどん活きのいい選手たちが抜いていく。


わー!元気だね。


60キロ地点か。この辺が精神的にきつい。あと40キロ。これはまだまだ先がイメージできない距離だ。


このあたりから熊本の橋口さんと話しながら走った。


去年は50キロの部を走り、今年は100キロ初出場。


誰かと並走して話すときは、どちらかというと私が話していることが多いのだが、橋口さんはいろんな話をしてくれた。

面白かったので相槌を打ちながら楽しく聞かせてもらった。


65キロ地点。この5キロは長かったが橋口さんのおかげで気が紛れた。


その調子で70キロ到着。


橋口さんはトイレに寄り、そこで別れた。


あと30キロ。


最後の坂は75キロからだっけ?


80キロがピークでそこから下りが10キロとかだっけ?


ちゃんと前の日調べてくればいいのにそういうことをしない。



あ。


標高表を持っている人発見。


あとどのくらいで登りですか?


「もう少ししたら登りで88キロあたりがピークみたいですよ。これ友達が作ってくれたんです。」


いいお友達ですね。どちらからですか?


「福岡です。」

彼女は春日市からの参加だそうだ。


見たことのある帽子。


あ!それ小郡の?


「あ!同じですね。」


今日は私も小郡マラソンでもらった副賞の帽子をかぶっていた。


「あ!見てください、これ。」


彼女が差し出す腕には、私が今日しているのと同じソーマの機種の時計。


あ、あなたはもしかして。



もしかして、生まれてすぐに生き別れになった私の双子のお姉さん・・・。



「ちがいます。」


・・・。


でも奇遇です。



奇遇なことは他の人ともあった。



最後の登りを走っているときに話をした加藤さん。


私と同じシューズ。


しかも、買った店も担当の店員さんも同じ。


へー!


加藤さんはウルトラ初出場。最後の下りも一緒に走った。



あとちょっとで下りが終わる90キロ手前。


「しましまさん、12時間切れますかね?」


時計を見ると11時間ジャスト。



ううううん。キロ6分でいかなきゃだよ?


行けるだけ行ってみようか!


おおし、残りの下りもペースアップ。


おりきってキロ6分で走ってみた。


いけるかもしれない。


おお!いけるかもしれない!



あと5キロ!


「しましまさん!ちょっと落とします。」


あら?落とすと間に合わないよ。でも、がんばれるところまでがんばって!


先行した。



時計を見ながら走った。


キロ6分。


日頃は大したことのないペース。


最初の20キロで上げすぎて挫折して。


でも最後ぐらい。


ゴールが見えてきた。



ゴール!


去年よりもいい10分ほどタイムだった。


タイムはいい。今年も100キロ走りきることができた。


いろんな人と会えたな。


終わってしまえば楽しいばっかりだ。


ゼッケンのナンバーは683。


無闇に飛ばしすぎちゃいけないよってね。


また走ろう。


私は自分のために走る。


またきます。


八木山で練習会をしてくれたよねきっちゃん、一緒に走ってくれたみなさん、ありがとうございました。おかげで完走できました♪

☆5キロごとのラップ
(5km)25分40秒
(10km)25分42秒
(15km)25分31秒
(20km)27分26秒
(25km)39分46秒
(30km)32分34秒
(35km)34分12秒
(40km)36分3秒
(45km)32分31秒
(50km)37分77秒
休憩33分21秒
(55km)33分30秒
(60km)33分13秒
(65km)37分10秒
(70km)37分57秒
(75km)43分2秒
(80km)41分5秒
(85km)45分3秒
(90km)37分33秒
(95km)32分9秒
(100km)28分4秒



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お世話になりました

やっと見つけました(^_^;)

阿蘇カルデラ、60kmから一緒に走った
熊本の橋口です

私の方こそ、楽しく走れました
ありがとうございます

おかげで、なんとか完走できました

また、お会いできるのを楽しみにしています


おかげで楽しく走ることができました!

おおお!橋口さん!

お久しぶりです。そうですか!完走できましたか!あれからどうだったんだろうと思っておりました。

よかったよかった!

また、どこかで一緒に走りましょう(^_^)
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しま・しま

Author:しま・しま
土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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