2014-02-13

今年も駅伝の季節がやってきた。

昨年、我が最強!たばらそだちチームは、川崎町町民駅伝大会をコスチュームランで走った。

皆さんの応援をいただきながら優勝することが出来た。でも、中学生の部の池尻小学校チームにタイムで劣っていたことについて、メンバーで話した。

「それじゃ~最強ではないじゃないか!」

そうだ。

そうなのだ。

最強じゃない。

私たちは、中学生を相手に、

「来年また挑戦するからな!絶対負けないからな!」

そう啖呵を切ったのだった。



あれから一年。

ただぼーっとしていたわけではない。

毎月月末の土曜日に集合し、練習会をやった。

それに合わせてメンバーは思い思いの練習を積んできた。

おかげさまで、メンバーの走力はこの一年で結構上がっていった。

よし!今年は池尻中チームには負けない。

少しだけ。

ちょっとだけなのだが、一年間一緒にやってきたということからくる自信みたいなものが生まれた。


あとは当日頑張るだけ。


あ。

そうそう!今年はどうする?

去年の感じでそれぞれ好きなコスチュームでいいんじゃない?

それでもいいんだけど。

今年はテーマを持とうか。


うううううん。

あ!コレで行こう!市販で売ってるズラを使うとして、ちょっとアレンジがいるな・・。


妻に頼み込んでやってもらうことにした。


妻はちくちくちくちく針仕事。
夜なべ1


夜なべをして完成させてくれた。

おし!

全てそろった!
夜なべ2




あとは走るだけ。


当日の朝、メンバーが集合してから、ズラの装着方法を説明した。


まず、この顎ヒモを自分の顎にあうように調整して安全ピンをとめるやろ。

それでズラの裏側に貼っている両面テープをはがして頭に貼り付ければ、それはもうあなた自身になります。

そんで仕上げは、ほっぺにチークのポチを貼ったらできあがり。

ちょっと怖じ気づきそうな表情のメンバー。


「で、これっていつから被るんですが?」

「それは折角だから、開会式から被りましょう。」


お。いいね!そのノリ!メンバーがかぶり始めた時点で、会場の注目度が急上昇するのを感じた。

「小梅ちゃん」


我々を見て川崎町の人たちはそう呼ぶ。


田中さん

そうだ。

この町のゆるキャラ「小梅ちゃん」。

町外の人たちがみたら、ただの女中なのだが、この町では歴としたキャラクターで通っている。

昔、この町に実在した歌謡歌手赤坂小梅さん。

今では町の可愛いキャラクター「小梅ちゃん」。

さあ、期は熟した。

「たばらそだちー!最強!」

円陣を組んで気合いを入れた。

ほぼワンウエーのコースのため、各中継所まで選手はバスで運ばれる。

一区1.5km白野さん
二区1.2km相島くん
三区2.0km井上くん
四区1.5km都くん
五区1.1km加嶋ちゃん
六区2.7km手嶋2号


私はアンカー。

2.7キロと最も長い区間。

今年、本番前に1500mで記録会をやった。

白野さん5分40秒②
相島くん5分58秒⑤
井上くん5分31秒①
都くん 5分42秒③
加嶋くん6分12秒⑥
手嶋  5分54秒④

この結果からすると、私は四番目。本来ならば、一区か四区の1.5キロが妥当なのだが、みなさんが「それまでにみんなで余裕を作っておきますから、アンカーは手嶋さんが行ってください」と言ってくれた。

みんなの気持ちをありがたく頂戴し、アンカーを走ることにした。

第五中継地点に着いて、アップをしていると、柔道チームの友人がいたので少し雑談をした。


おまえ、出ないの?

去年は選手として走っていた彼。


今年は走る服装になっていないので聞いてみた。

「いやいや、今年は俺なんぞが出る幕じゃないんよ。」


どういうこと?

「手嶋くん、今年はうちも結構すごいばい。」

「箱根駅伝経験者が二人チームにいるんよ!」

は、箱根?そこにすごいスピードでアップをしている選手が目に入った。


彼か・・。

これは大変なことになった。


池尻中意外にも伏兵がいた。

しかも相当強力。

その二人とさらにもう一人、大学陸上部出身が一人いるそうだ。

六人中三人がスーパー選手。

これは燃えてきたぞ!この緊張感。

そうでなくちゃ!


ゴール後にこのチームの監督に会って話をした。

「あんた達の『最強!たばらそだち』の”最強”を消してやろうと思ってね。」


うちのチームを意識して、この大会に参加してきたチームがいる。


なんという光栄なことか。


私は震えた。


いい!

実にいい!

これはいいぞ!負けるか!

負けるかよ!

アップしながら、二区から三区への中継のところまで行ってみた。


白野さん
1区白野さん

井上君
井上くん


お!相島くんが力走!二位までを二分以上も引き離している。


たすきは井上くんに渡った。


この分ならばいけるかもしれない。


二分。

距離にしたら500~600m。

でも、私が2.7キロを十分でいくところを八分でこられてはチャラになってしまう。


・・・・。


考えてもはじまらない。


もう、走るしかないのだ。

五区の先頭選手が見えた。


加嶋くんだ!

よし!

あとは受け取ったたすきをゴールまで持って行くだけ。


一キロはしったところで三分三十秒。

ちょっと早すぎたか・・。

それから時計は見なくても自分が落ちているのがわかった。

沿道の応援が聞こえた。


「小梅ちゃ~んがんばって~!」


ありがとう!

わかってもらえてうれしい。


うれしいんだけど、思ったようにスピードが伸びない。


うううう。

次の一キロは三分五十秒まで落ちていた。


いかーん!


最後の75mでムチを入れた。


後ろが気になり、何度も振り返ってみた。



後ろにはまだランナーが見えない。

よし。

このまま!

いけー!

ゴールテープを切ってゴールした。


優勝。

優勝だー!


すでに到着していた都くんや井上くんと喜び合った。

チーム記録は34分29秒。

あれれ?去年は34分15秒。


あれれれれれ?

どういうことだ?

私のタイム10分12秒。

去年が9分57秒だったから去年よりも19秒も遅い。





俺か・・・。


ごめんなさい・・。


でも、みなさんのがんばりで支えてもらって優勝することが出来た。


今年は総合優勝。


文句なしの最強!


たばらしだちは、最強なのである。



集合2
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Author:しま・しま
土からつくるここだけ芋焼酎「たばらそだちプロジェクト」を立ち上げました。土と食、命がつながるといいなと思います。

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